東京百景(とうきょうひゃっけい)とは主に東京都における100の選定された風景を指す。自然や建造物・街並みのほか、とある場所における人間の文化的な営み(祭りスポーツ市場など)の場面を含める事もある。また、東京都における観光名所などをシリーズ別に「百景」「百選」として選定するケースもある(夜景の名所、里山など)。

東京都が定めるもの 編集

美術作品 編集

東京の風景などが100点収められている作品集に限り掲載。

  • 『新東京百景』 - 昭和初期に関東大震災から復興した東京の風景などを表した8人の創作版画家による作品集。制作当初は『東京風景』と題された。上述の記事を参照。
  • 『昭和大東京百図絵』 - 版画家小泉癸巳男により1928年から1940年にかけて制作された東京の100の風景を表した作品集。上述の記事を参照。
  • 『大東京名所百景寫眞帖(英名:THE VIEW OF GREAT TOKYO)』 - 1936年写真家の永瀬米次郎[1]により撮影された東京の風景100枚を綴った写真集[2]
  • 『東京百景』 - 1987年から1999年まで(1994年を除く)毎年10人の版画家が10作ずつ東京の風景を制作する形でまとめた計100点(全10巻、限定100部)の版画集。日本版画協会により出版[3]
  • 『東京昭和百景』 - 版画家・写真家の山高昇による版画作品集[4]

タイトルになっている文学作品 編集

脚注 編集

  1. ^ 「大東京名所百景写真帖」 - 日本の古本屋、2021年5月11日閲覧。
  2. ^ 大東京名所百景写真帖 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ PUBLICATION / 出版物 - JAPAN PRINT ASSOCIATION
  4. ^ 東京昭和百景 山高登 木版画集 - 株式会社シーズ・プランニングHP

関連項目 編集