松田洋祐(まつだ ようすけ、1963年4月27日 - )は、日本実業家。現株式会社 スクウェア・エニックス・ホールディングススクウェア・エニックス等の代表取締役社長。公認会計士

まつだ ようすけ

松田 洋祐
生誕 (1963-04-27) 1963年4月27日(61歳)
富山県高岡市
別名 ヘッドショットおじさん
出身校 東京大学教育学部
職業 経営者、公認会計士
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来歴・人物

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富山県高岡市出身。富山県立高岡高等学校を経て、1987年東京大学教育学部を卒業[1]

友人が入社したことをきっかけに特に深い理由はなく、三井生命保険相互会社に入社[1]。その後、公認会計士試験に合格し、アクタス監査法人等で勤務した[1]。1998年に株式会社スクウェアに入社するも2000年に退社。しかし2001年にスクウェア社長に就いた和田洋一の招聘により再入社した[2]。入社の理由は、「リスクの高いエンターテイメントビジネスにおいて、リスク分散や資金調達など自身の財務ノウハウを生かしたいと考えたため」だったと述べている[1]

2003年に株式会社スクウェア・エニックス発足と同時に同社執行役員経理財務部長となり、2004年からは株式会社スクウェア・エニックス取締役経理財務担当。

組織変更に伴い、2008年に株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス取締役経理財務担当に就任、2013年3月より同社代表取締役専務、6月より株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス及びスクウェア・エニックス代表取締役社長に就任。

愛称は「ヘッドショットおじさん」。社長就任に当たり、愛好しているFPSでよく頭部を狙撃することから、「ファイナルファンタジーXIV」のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹に命名されたものである[3]。同作における正式な肩書でもあり、スタッフロールや一周年記念メッセージにおいて、通常ならば「パブリッシャー」あたりになるはずが、「ヘッドショットおじさん」または「Mr. Headshot」としてクレジットされている(なお「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のスタッフロールでは「Production Executive」という肩書であったが、名前の後に「Mr. Headshot」が括弧書きで添えられていた)。また2013年の「コール オブ デューティ ゴースト」の発売直前のイベントで、自身も参加してプレイした際にしばらく初期装備のハンドガンだけで通した(単に切り替えを忘れていただけだが)逸話から、「ハンドガン社長」とも呼ばれることもある[1][4][5]

2023年5月を以ってスクウェア・エニックス代表取締役社長を、同年6月を以ってスクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役社長を退任する予定で、同時に両社からも退社する予定[6][7]

出演

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社長就任後、以下の自社ゲームに本人役で登場している。いずれも本編とは無関係のおまけで、戦闘を行うことになる。

  • ファイナルファンタジーXV - 「FINAL FANTASY XV 発売前夜祭公式コミュニティ特番!」で使用された特別コンテンツ「ミステリーディスク」にて最後のボスとして登場した[8]
  • ニーア オートマタ - DLC「3C3C1D119440927」にてボスとして登場。セリフは上記FF15のものを一部流用している[9]。開発元のプラチナゲームズ・佐藤賢一社長との共演(佐藤はバトル後半に乱入する形で出演)[9]。なおBGMは本編用の「生マレ出ヅル意思」のボイスを差し替えた専用アレンジで、松田単独のソロバージョン「生マレ出ヅル意思/社長(ソロ)」と、佐藤とのデュエットバージョン「生マレ出ヅル意思/社長(デュエット)」があり、『NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks』に収録された[10]

脚注

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  1. ^ a b c d e “ドラクエ30年、びっくり箱を作る「旅」は続く、スクウェア・エニックス・ホールディングス社長松田洋祐さん”. 産経新聞. (2016年6月4日). p. 2. https://www.sankei.com/article/20160604-MHY5UE7AAFJDFF5AG5666HP43U/2/ 2017年5月31日閲覧。 
  2. ^ 出戻りの執念:ビジネスモデルの激変をチャンスに -スクウェア・エニックス・ホールディングス社長 松田洋祐氏”. PRESIDENT (2013年9月2日). 2017年5月31日閲覧。
  3. ^ “【E3 2013】スクエニ、「E3」会場から「出張FFXIVプロデューサーレターLive」を開催”. (2013年6月12日). https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/603301.html 2017年5月31日閲覧。 
  4. ^ “松田社長も参戦! 『コール オブ デューティ ゴースト』発売直前イベントが開催”. ファミ通.com. (2013年11月9日). https://www.famitsu.com/matome/sqex-ee_codg/2013_11_09_1059.html 2017年5月31日閲覧。 
  5. ^ “SQEX松田社長、SCEJA盛田プレジデントも登壇した『ジャストコーズ3』最速体験会リポート”. ファミ通.com. (2015年11月30日). https://www.famitsu.com/matome/sqex-ee_jc3/2015_11_30_2306.html 2017年5月31日閲覧。 
  6. ^ 当社及び連結子会社における代表取締役の異動に関するお知らせ”. スクウェア・エニックス・ホールディングス (2023年3月3日). 2023年3月4日閲覧。
  7. ^ スクウェア・エニックスの松田洋祐氏が退任記者会見。バトンを受け取る桐生隆司氏は「一貫性と柔軟性」をもって組織の進化を目指すと語る”. 4Gamer.net (2023年3月3日). 2023年3月4日閲覧。
  8. ^ 『FFXV』ミステリーディスクの内容が明らかに…プロンプトが大量発生し、松田社長がラスボス!?”. インサイド (2018年7月14日). 2019年2月7日閲覧。
  9. ^ a b 「NieR:Automata」スクエニの松田洋祐社長がDLCのボスとして登場”. IGN Japan (2017年4月18日). 2019年2月7日閲覧。
  10. ^ NieR:Automata Arranged & Unreleased Tracks | SQUARE ENIX”. www.jp.square-enix.com. 2019年6月23日閲覧。


先代
和田洋一
スクウェア・エニックス・ホールディングス社長
2013年 - 2023年
次代
桐生隆司