林原 耕三(はやしばら こうぞう、1887年12月6日 - 1975年4月23日)は、日本の英文学者、俳人。俳号は耒井(らいせい)。
福井県出身。旧姓・岡田。1918年東京帝国大学英文科卒。在学中から夏目漱石に師事し、芥川龍之介らを漱石に紹介した。年下の芥川らが東大を卒業して数年たってなお大学にいたというので「万年大学生」と呼ばれた。臼田亜浪に俳句を師事した。1925年松山高等学校教授、ついで台北高等学校教授、台湾総督府在外研究員として欧米に滞在。のち法政大学、明治大学、専修大学、東京理科大学の教授を務めた。
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