林 能勝(はやし よしかつ、天文3年(1534年) - 元和2年2月6日1616年3月23日))は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将徳島藩士。

生涯編集

尾張国上林村出身。先祖は源義仲(木曽義仲)で、子孫が上杉村に移り住み姓を林に改めたと云われている。今倉左馬助に仕え、後に織田信長に仕える。本能寺の変後は、蜂須賀正勝に仕え、四国征伐等に従軍した。

1586年蜂須賀家政阿波国へ入り、能勝も蜂須賀家の家臣として阿波九城のひとつである川島城番の役職を与えられた。また徳島城で武市信昴と共に奉行を務めた。その後、九州征伐朝鮮出兵に従軍、1596年に隠居して道感と号する。しかし大坂冬の陣には81歳の高齢で従軍、戦功があり黄金百両を賜った。

参考文献編集