染屋駅

かつて日本の長野県上田市にあった上田丸子電鉄の駅

染屋駅(そめやえき)は、長野県上田市常田(開業時は小県郡神科村染屋)にあった上田丸子電鉄丸子線廃駅)である。丸子線の廃線に伴い1969年昭和44年)4月20日に廃駅となった。

染屋駅
そめや
Someya
上田東 (0.9 km)
(0.9 km) 上堀駅
所在地 長野県上田市常田
北緯36度23分41.6秒 東経138度15分54.9秒 / 北緯36.394889度 東経138.265250度 / 36.394889; 138.265250座標: 北緯36度23分41.6秒 東経138度15分54.9秒 / 北緯36.394889度 東経138.265250度 / 36.394889; 138.265250
所属事業者 上田丸子電鉄
所属路線 丸子線
キロ程 0.9 km(上田東起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1925年大正14年)8月1日
廃止年月日 1969年昭和44年)4月20日
備考 丸子線廃線に伴い廃駅
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急行運転列車は通過した[1]

歴史 編集

駅構造 編集

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[1][6]。ホームは線路の西側(丸子町方面に向かって右手側)に存在した[6]転轍機を持たない棒線駅となっていた[6]

無人駅となっていた[7]。駅舎は無いが、ホーム中央部分に片流れ屋根の、開放型の待合所を有していた[6]。ホームは丸子町方に階段を有し[6]駅施設外に連絡していた。

駅周辺 編集

田んぼの中に設置されていた[6]

駅跡 編集

2010年(平成22年)10月時点では、カーブを描いた空地[1](或いは駐車場[8])になっていた。上田東方の線路跡は一部に道床跡を残しながら道路として続いていた[1]

また、2010年(平成22年)10月時点では、当駅跡附近から丸子町方の線路跡は一部に道床跡を残しながら道路として続いていた[1]。上田東方の線路跡は舗装道になっていた[1]

隣の駅 編集

上田丸子電鉄
丸子線
上田東駅 - 染屋駅 - 上堀駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 書籍『新 消えた轍 5 上信越』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング2011年2月発行)28-29,34ページより。
  2. ^ a b c 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)210ページより。
  3. ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 6 北信越』(監修:今尾恵介新潮社2008年10月発行)42ページより。
  4. ^ a b c 書籍『新 消えた轍 5 上信越』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング2011年2月発行)27-28ページより。
  5. ^ 書籍『私鉄の廃線跡を歩くII 関東・信州・東海編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年1月発行)165ページより。
  6. ^ a b c d e f g h 書籍『RM LIBRARY 73 上田丸子電鉄(上)』(著:宮田道一、諸河久、ネコ・パブリッシング2005年9月発行)11,21,26ページより。
  7. ^ 書籍『私鉄の廃線跡を歩くII 関東・信州・東海編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2008年1月発行)64-67ページより。
  8. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)71ページより。

関連項目 編集