梅林寺 (対馬市)
対馬市の寺院
梅林寺(ばいりんじ)は、長崎県対馬市美津島町にある曹洞宗の寺院である。
梅林寺 | |
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所在地 | 長崎県対馬市美津島町小船越382 |
位置 | 北緯34度20分27秒 東経129度21分47秒 / 北緯34.34083度 東経129.36306度座標: 北緯34度20分27秒 東経129度21分47秒 / 北緯34.34083度 東経129.36306度 |
山号 | 嶺南山 |
宗旨 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
正式名 | 嶺南山 梅林寺 |
文化財 |
誕生仏 大般若経 |
法人番号 | 4310005006585 |
歴史
編集由緒によると、538年に仏像と経巻を献上した百済からの使節が近くの浦に滞在した際、仮堂を設けてそれらを安置した。その後、仮堂のあった場所に一寺を建てたのが起源で、寺号不明ながら日本最古の寺ともいわれる。嘉吉年間(15世紀中葉)には梅林寺とよばれていた[1]。
文化財
編集窃盗事件
編集2014年11月24日、寺の保管庫から上記の誕生仏と大般若経360巻(総額約1億1千万円相当[3])を盗み、韓国に密輸しようとしたとして、韓国人の男5人が逮捕された[4]。この内、容疑を認めた2人は「対馬には仏像を盗みに来た。日本の仏像は売れば金になる」という趣旨の供述をしている[5]が、盗まれた経典の一部は保管庫に侵入する際に使用したとみられるバールと一緒に捨てられた状態で見つかった[6]。
脚注
編集- ^ a b アナザーストーリー「小船越」(こふなこし) ~日本最初の寺と太陽神の集落~ 一般社団法人対馬物産観光協会ブログ 2013年6月13日
- ^ “梅林寺住職「盗まれた仏像は統一新羅から贈られた」”. 朝鮮日報日本語版. (2014年11月27日) 2014年11月27日閲覧。
- ^ 韓国の男、無罪主張 長崎・対馬の仏像窃盗 産経ニュース 2015年2月19日
- ^ “韓国人5容疑者送検 対馬仏像窃盗”. 西日本新聞 (2014年11月27日). 2014年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月20日閲覧。
- ^ 「日本の仏像は売れば金になる」 対馬の寺で盗み、密輸出図る 韓国人5人を再逮捕 長崎県警 産経新聞 2014年12月15日
- ^ 韓国人4人を起訴 仏像や経典盗んだ罪、長崎 産経新聞 2014年12月17日