椎名 寅生(しいな とらお)は、日本小説家ライトノベル作家

経歴・人物

編集

2009年竜岩石まこと名義の投稿作「試射室」でjump Novel Grand Prix '09 Spring「テーマ部門」銀賞を受賞[1]2011年柴田科虎(しばた・しなとら)名義の「エクソドスの毒薬 ― you are (not) safe ―」で、第9回BOX-AiR新人賞を受賞し、同作を改題した『シアトロ惑星』で作家デビュー。2015年には、蕎麦田名義の「目出し帽の女」で『幽』文学賞短篇部門佳作に入選。2018年には第22回星海社FICTIONS新人賞を受賞した『花園』で再デビューしている[2]

作品リスト

編集

単行本

編集
  • 『シアトロ惑星』(柴田科虎名義、講談社BOX2012年8月)
  • 『花園 上』(星海社FICTIONS、2018年10月)
  • 『花園 下』(星海社FICTIONS、2018年11月)
  • 『ニューノーマル・サマー』(新潮文庫nex2021年6月)
  • 『夏の約束、水の聲』(新潮文庫nex、2023年7月)

雑誌掲載作品

編集

(柴田科虎名義)

  • 「シアトロ惑星」 - 『BOX-AiR』8号(2011年11月)および同誌10号(2012年1月) - 14号(同年5月) 連載
  • 「シアトロ惑星 ちゅら」 - 『BOX-AiR』20号(2012年11月) - 27号(2013年6月) 連載
  • 「鏡の国の大飛竜(バハムート)」 - 『BOX-AiR』33号(2013年12月) - 44号(2014年11月) 連載

脚注

編集

注釈

編集

出典

編集
  1. ^ テーマ=「ししゃ」。
  2. ^ 2018年夏星海社FICTIONS新人賞座談会

関連項目

編集

外部リンク

編集