横光 吉規(よこみつ よしのり、1888年明治21年)9月21日[1]1965年昭和40年)3月11日[2])は、静岡県浜松市長台湾総督府官僚

横光吉規

経歴 編集

大分県下毛郡中津町(現在の中津市)出身[3]1914年大正3年)に東京帝国大学法科大学政治科を卒業し、翌年に高等文官試験に合格した[4]台湾総督府鉄道部書記、同事務官、同庶務課長、殖産局商工課長、台南州内務部長、殖産局農務課長、台南州知事を歴任した[4]

1935年(昭和10年)、浜松市長に就任し、2期在任した。

その後は静岡県食糧営団理事長を務めた[5]。戦後、公職追放となった[6]

脚注 編集

  1. ^ 『日本の歴代市長 第2巻』p.359
  2. ^ 『昭和物故人名録』
  3. ^ 元台湾総督府交通局総長白勢黎吉外二名同上(拓務書記官棟居俊一外五名賞与ノ件)ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A04018339600 
  4. ^ a b 『人事興信録 第10版』
  5. ^ 『人事興信録 第14版』
  6. ^ 公職追放の該当事項は「翼賛市支部長」。(総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、761頁。NDLJP:1276156 

参考文献 編集

  • 人事興信所編『人事興信録 第10版(下)』人事興信所、1934年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(下)』人事興信所、1943年。 
  • 『昭和物故人名録』日外アソシエーツ、1983年。 
  • 『日本の歴代市長 第2巻』歴代知事編纂会、1984年。