横山 泉(よこやま いずみ、男性、1924年1月1日 - 2024年10月24日[要出典])は、日本地球科学者。専門は火山学北海道大学名誉教授。

横山 泉
よこやま いずみ
日本学士院より公開された肖像写真
人物情報
生誕 (1924-01-01) 1924年1月1日
日本の旗 日本長野県
死没 (2024-10-24) 2024年10月24日(100歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学理学部地球物理学科
学問
学派 地球科学
研究分野 火山学
研究機関 東京大学地震研究所
北海道大学
学位 理学博士
学会 日本学士院
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来歴

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長野県出身。東京帝国大学第一工学部船舶工学科を中退し、学制改革後の東京大学理学部地球物理学科卒業。1951年理学博士東京大学地震研究所を経て、1957年北海道大学助教授、1963年同教授。1987年退官。メキシコ国立自治大学の客員教授に就任。1995年日本学士院会員選出[1]

三原山の噴火をきっかけに、火山研究に携わる。火山の地下構造の研究に世界に先んじて重力異常の解析という手法を導入し[1]、火山活動にともなう地球磁場、重力場の異常変化の観測に成功し[2]、地下構造を解析した[1]。また1883年のクラカタウの噴火の現地調査をも実施した。文部省の測地学審議会噴火予知特別委員会委員長や国際火山学会副会長などを歴任した。

1974年から無線テレメーター方式を採用した火山性地震の移動観測システムの開発に携わり[3]、1975年樽前山[3]、1976年有珠山[3]などで観測実験を行った。

学術賞・栄典

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主要論文

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脚注

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参考文献

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