橋本英二
橋本 英二（はしもと えいじ、1955年12月7日 - ）は、日本の実業家。日本製鉄代表取締役社長[1]、日本経団連副会長、元日本鉄鋼連盟会長、国土交通省交通政策審議会会長。
はしもと えいじ 橋本 英二 | |
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| 生誕 |
1955年12月7日（68歳） 日本 熊本県球磨郡錦町 |
| 出身校 |
一橋大学商学部卒業 ハーバード大学行政大学院修了 |
| 職業 | 実業家 |
| 影響を受けたもの | 三枝匡（経営コンサルタント） |
人物・経歴 編集
熊本県球磨郡錦町西指杉出身[2][3]。錦町立錦中学校[2]、熊本県立人吉高等学校を経て[4]、1979年一橋大学商学部卒業[5]。在学中第8回一橋祭運営委員会委員長を務め[6][7]、委員の同期にテレビプロデューサーの土屋敏男や肥塚見春元髙島屋代表取締役などがいた[8]。
1979年に新日本製鐵入社後[9]、ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し1988年に卒業(公共政策修士（専門職）)[5][10][11]。釜石製鉄所などで勤務していたが、直言型の性格が災いし、上司と対立して当時は傍流とみなされていた海外営業に実質的な左遷として異動となった[12]。
2009年新日本製鐵執行役員厚板事業部長、建材事業部長。2013年新日鐵住金常務執行役員、2015年常務執行役員グローバル事業推進本部副本部長、グローバル事業推進本部ウジミナスプロジェクトリーダーを歴任。2016年代表取締役副社長グローバル事業推進本部長[13]。
2019年から代表取締役社長を務め[14]、尊敬する経営コンサルタントの三枝匡が経営の回復にかける期間は2年と著書に書いていたことから、国内製鉄事業が4期連続赤字となる中で再建を進め、就任約3年でのV字回復を果たした[15]。2020年日本鉄鋼連盟会長[16]。2021年日本経済団体連合会副会長[17]。2023年国土交通省交通政策審議会会長[18]。2024年代表取締役会長CEO就任[19]。
脚注 編集
- ^ “トップメッセージ”. 日本製鉄株式会社. 2021年6月19日閲覧。
- ^ a b 広 報 - 錦町 錦町
- ^ 「新日鉄住金社長に橋本英二氏 熊本県錦町出身」 西日本新聞2019年01月10日13時09分
- ^ 会長 有馬宏昭 皆様 - 人吉ロータリークラブ
- ^ a b 「 役員およびフェロー」 日本製鉄ファクトブック2019
- ^ 日本製鉄初代社長 橋本英二氏 タフな交渉人、海外で本領日本経済新聞2019年1月11日 2:00
- ^ PREVIOUS POST 続きまして、一橋祭第8回委員長で、今年4月、日本製 鉄の社長に就任された橋本英二さんのメッセージです。
- ^ 『日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか』254p
- ^ 新日鉄住金社長に橋本氏 日本経済新聞2019/1/10 12:31
- ^ MPA (Master in Public Administration) 1988.
- ^ Harvard University John F. Kennedy School Of Government 1998 Alumni Directory. Bernard C. Harris Publishing Company, Inc.. (1998). p. 394
- ^ 度重なる“左遷”跳ね返す 出色の新日鉄住金次期社長 週刊エコノミスト 2019年1月28日Online
- ^ 「【役員の状況」 新日鐵住金2017年度（2017年4月1日～2018年3月31日)有価証券報告書（164ページ） （PDF1.5MB)
- ^ 「新日鉄住金・橋本新社長、「楽観主義捨てる」」 日本経済新聞2019/1/10 16:58
- ^ 日本製鉄の橋本英二社長「危機の真因は10年前の経営統合」日経ビジネス2022.11.18
- ^ 「鉄連会長に日鉄社長就任、「個社で生産削減徹底を」」 日本経済新聞2020年6月16日 17:00
- ^ 経団連、副会長にＤｅＮＡの南場会長ら 初の女性副会長 産経新聞2021/3/8
- ^ 交通政策審議会会長の選出について ～ 橋本 英二委員を会長に選出 ～国土交通省
- ^ “日本製鉄、今井氏の社長昇格発表、橋本氏は会長CEOに”. 日本経済新聞 (2024年1月12日). 2024年1月12日閲覧。
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