浅生ハルミン

日本のイラストレーター、エッセイスト

浅生 ハルミン(あさお ハルミン、1966年 - )は、日本イラストレーターエッセイスト[1]

あさお ハルミン
浅生 ハルミン
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 三重県
生年月日 1966年(57 - 58歳)
職業 イラストレーター
エッセイスト

経歴 編集

三重県出身[2]名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザイン科卒業[3]美学校の写真工房で学んだ[4]学生援護会やデザイン会社に勤めた後、独立してイラストレーターとなった[4]

2005年に刊行されたエッセイ『私は猫ストーカー』は、累計発行部数15,000部を記録している[5]。2009年には星野真里主演で映画化された[5]。その他の著書に『江戸・ザ・マニア』などがある[6]

2021年、町田市民文学館ことばらんどにおいて、開館15周年を記念した展覧会「浅生ハルミン ブック・パラダイス展 猫と古本を愛してやまないあなたに」が開催された[7]。彼女がそれまでに手がけた作品や資料など、約250点の品々が展示された[8]

著書 編集

単著 編集

  • 私は猫ストーカー』(洋泉社、2005年、のち中公文庫、2013年)
  • 『ハルミンの読書クラブ』(彷徨舎、2008年)
  • 『帰って来た猫ストーカー』(洋泉社、2008年)
  • 『猫座の女の生活と意見』(晶文社、2009年)
  • 『猫の目散歩』(筑摩書房、2010年、のち中公文庫、2016年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のあいさつ』(青幻舎、2011年)
  • 『猫のパラパラブックス クルクルパーマネントガール』(青幻舎、2011年)
  • 『三時のわたし』(本の雑誌社、2011年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のきまぐれ』(青幻舎、2012年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のランデブー』(青幻舎、2012年)
  • 『キッキとトーちゃん ふねをつくる』(芸術新聞社、2012年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のたんじょうび』(青幻舎、2013年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のおかえり』(青幻舎、2015年)
  • 『猫のパラパラブックス 猫のプロポーズ』(青幻舎、2015年)
  • 『江戸・ザ・マニア』(淡交社、2021年)

共著 編集

  • 『旅するノラ猫』(イラスト、筑摩書房、2009年、文:嵐山光三郎
  • 『ゆるゆるネコ体操』(イラスト、求龍堂、2013年、文:木次真紀)
  • 『真夜中に猫は科学する』(イラスト、亜紀書房、2015年、文:薬袋摩耶)
  • 『猫のほそ道』(イラスト、小学館文庫、2017年、文:嵐山光三郎)
  • 『人生の童話』(イラスト・文、春陽堂書店、2019年、文:上田信道
  • 『さだじいの戦争かるた』(イラスト、論創社、2022年、文:岩川洋成)

脚注 編集

  1. ^ 浅生ハルミンさん 『江戸・ザ・マニア』 枯れたら趣味は続かない”. 産経新聞 (2021年11月21日). 2023年5月23日閲覧。
  2. ^ 猫ストーカーってどんな「職業」? 東京都内で活動するプロを取材”. マイナビニュース (2013年10月8日). 2023年5月23日閲覧。
  3. ^ 浅生 ハルミン”. 筑摩書房. 2023年5月23日閲覧。
  4. ^ a b 修了生インタビュー 浅生ハルミン (1/3)”. 美学校 (2012年3月14日). 2023年5月23日閲覧。
  5. ^ a b 「私は猫ストーカー」原作者・浅生ハルミンインタビュー”. リアルライブ (2009年7月11日). 2023年5月23日閲覧。
  6. ^ 著者インタビュー 浅生ハルミン『江戸・ザ・マニア』”. 毎日新聞 (2021年12月14日). 2023年5月23日閲覧。
  7. ^ ことばらんど開館15周年 浅生ハルミンさん 展覧会”. タウンニュース (2021年11月25日). 2023年5月23日閲覧。
  8. ^ 浅生ハルミンさん、町田で初めての回顧展 「本の仕事」テーマに”. 相模原町田経済新聞 (2021年11月16日). 2023年5月23日閲覧。

外部リンク 編集