溜田剛士
溜田 剛士(ためだ つよし、1993年8月29日 - )は、日本のプロボクサー。長野県上田市出身。初代日本フェザー級ユース王者。大橋ボクシングジム所属。かつてはヨネクラボクシングジムに所属していた[3]。
基本情報 | |
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本名 | 溜田 剛士 |
階級 | フェザー級 |
身長 | 166cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1993年8月29日(31歳) |
出身地 | 長野県上田市[1] |
スタイル | オーソドックス[2] |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 30 |
勝ち | 22 |
KO勝ち | 20 |
敗け | 6 |
引き分け | 2 |
来歴
編集地元の長野では空手をやっていた。ボクシングを始めたきっかけは父の影響から[4]。
2011年1月27日に後楽園ホールで吉田浩樹とフェザー級4回戦を戦い、1回1分10秒KO勝ちを収めてデビュー戦を白星で飾った[5]。同年11月3日に開催された「東日本新人王トーナメント決勝戦」で千波丈二と対戦して、判定負けでプロ初黒星を喫した[6]。
その後引き分けを挟んで7連勝して2015年8月5日に後楽園ホールで行われた「スヴェンソン・エキサイトボクシング」にてマーク・ベルナルデスとフェザー級8回戦を戦い、7回2分21秒TKO勝ちを収めた[7]。この試合で東日本ボクシング協会から2015年8月度月間賞新鋭賞を受賞した[8]。また同月27日にJBCの発表した最新ランキングで初めてフェザー級日本ランク入りを果たす[9]。
そして2017年8月22日に後楽園ホールで小坂烈と日本フェザー級ユース王座決定戦を行い、3回終了TKO勝ちを収めて初代日本フェザー級ユース王者となった[10]。なおこの試合はヨネクラジム所属選手の最後の試合であった[11]。
2018年12月3日に後楽園ホールで行われた「第66回フェニックスバトル」にて日本スーパーバンタム級9位の丸田陽七太とフェザー級10回戦を行い、5回2分16秒TKO負けを喫した[12]。
その後再起に成功した後、2019年7月1日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級15位のテイル渥美と対戦し、2回40秒TKO勝ちを収めた[13]。
2019年11月19日、後楽園ホールで行われた『はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント』に出場。韓国KMBフェザー級王者の李載雨と対戦し、3回1分19秒TKO負けを喫し、初戦で敗退した[14]。
2020年11月28日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックフェザー級王者の森武蔵に挑戦するも、11回1分39秒TKO負けを喫した[15]。
2021年7月8日、後楽園ホールでそれいけ太一と対戦し、2回1分46秒TKO勝ちを収めた[16]。
獲得タイトル
編集戦績
編集- プロボクシング - 30戦22勝6敗2分(20KO)
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2011年1月27日 | 勝利 | 1R 1:10 | KO | 吉田浩樹(ライオンズ) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2011年4月1日 | 勝利 | 1R 0:23 | TKO | 吉本アラタ(コーエイ工業小田原) | 日本 | 2011年東日本フェザー級新人王予選 |
3 | 2011年5月13日 | 勝利 | 1R 1:21 | KO | 佐藤克哉(ドリーム) | 日本 | 2011年東日本フェザー級新人王予選 |
4 | 2011年8月2日 | 勝利 | 4R | 判定3-0 | 高橋拓海(マナベ) | 日本 | 2011年東日本フェザー級新人王予選 |
5 | 2011年9月28日 | 引分 | 4R | 判定1-1 | 伊藤雅雪(伴流) | 日本 | 2011年東日本フェザー級新人王予選 |
6 | 2011年11月3日 | 敗北 | 5R | 判定0-2 | 千波丈二(勝又) | 日本 | 2011年東日本フェザー級新人王決勝 |
7 | 2012年7月4日 | 勝利 | 5R 2:56 | TKO | 佐藤克哉(ドリーム) | 日本 | |
8 | 2012年12月3日 | 勝利 | 1R 1:32 | TKO | サンペット・ソーミーペット | タイ | |
9 | 2013年4月22日 | 勝利 | 2R 2:43 | KO | アディ・ウィグナ | インドネシア | |
10 | 2013年9月10日 | 勝利 | 2R 1:23 | KO | プラーカイ・シリモンコンジム | タイ | |
11 | 2014年1月28日 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | ヒーロー・ティト | インドネシア | |
12 | 2014年5月27日 | 引分 | 3R | 負傷 | ジミー・パイパ | フィリピン | |
13 | 2014年10月14日 | 勝利 | 3R 1:48 | TKO | 花木銀造(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
14 | 2015年3月17日 | 勝利 | 1R 2:20 | KO | 大橋健典(角海老宝石) | 日本 | |
15 | 2015年8月5日 | 勝利 | 7R 2:21 | TKO | マーク・ベルナルデス | フィリピン | |
16 | 2016年2月29日 | 勝利 | 2R 2:19 | TKO | ノーンディア・ソーバンカル | タイ | |
17 | 2016年4月22日 | 敗北 | 10R | 判定0-3 | シンピウェ・ベチェカ | 南アフリカ共和国 | |
18 | 2016年10月17日 | 敗北 | 8R 0:52 | TKO | 阿部麗也(KG大和) | 日本 | |
19 | 2017年8月22日 | 勝利 | 5R | 判定3-0 | 小坂烈(真正) | 日本 | 日本フェザー級ユース王座決定戦 |
20 | 2017年10月2日 | 勝利 | 2R 1:42 | KO | アエカウィット・コンファン | タイ | |
21 | 2018年2月28日 | 勝利 | 5R 1:30 | KO | デッリヤ・クラムールウォング | タイ | |
22 | 2018年5月25日 | 勝利 | 3R 1:18 | TKO | リボ・レンクン | インドネシア | |
23 | 2018年8月17日 | 勝利 | 2R 1:33 | KO | アリエフ・ブレイダー | インドネシア | |
24 | 2018年12月3日 | 敗北 | 5R 2:16 | TKO | 丸田陽七太(森岡) | 日本 | |
25 | 2019年3月31日 | 勝利 | 6R 1:42 | TKO | レネリオ・アリザラ | フィリピン | |
26 | 2019年7月1日 | 勝利 | 2R 0:40 | TKO | テイル渥美(渥美) | 韓国 | |
27 | 2019年9月17日 | 勝利 | 5R 2:08 | KO | ジョー・テホネス | フィリピン | |
28 | 2019年11月19日 | 敗北 | 3R 1:19 | TKO | 李載雨 | 韓国 | はじめの一歩フェザー級トーナメント予選 |
29 | 2020年11月28日 | 敗北 | 11R 1:39 | TKO | 森武蔵(薬師寺) | 日本 | WBOアジアパシフィックフェザー級タイトルマッチ |
30 | 2021年7月8日 | 勝利 | 2R 1:46 | TKO | それいけ太一(湘南山神) | 日本 | |
テンプレート |
脚注
編集- ^ DANGAN191 日本ユース初代王座決定トーナメント〔決勝〕1日目 Dangan
- ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーフェザー級 (58.97 kg以下) BOXINGアンテナ
- ^ ヨネクラ有終の美へ、溜田剛士が大役に気合い Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月22日
- ^ 溜田剛士(23=ヨネクラ) ボクシングモバイル
- ^ 2011年1月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ 尾川がMVP 帝拳4選手が優勝した東日本新人王戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2011年11月4日
- ^ 溜田剛士が無敗フィリピン選手にTKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月5日
- ^ 8月の月間MVPは竹中良、敢闘賞は伊藤雅雪 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月28日
- ^ 2015年8月度ランキング 日本ボクシングコミッション
- ^ 溜田剛士が有終の美、ヨネクラ54年の歴史に幕 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月22日
- ^ “さよならヨネクラジム!「日本の名門」が閉鎖を決めるまで”. 現代ビジネス(講談社) (2017年8月19日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ 注目Fe級対決 丸田陽七太が溜田剛士に5回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月3日
- ^ 井上浩樹が5回TKO勝ち 日本S・ライト級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2019年7月1日
- ^ はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント 渡部大介、草野慎吾、イが準決勝進出 Boxing News(ボクシングニュース)2019年11月19日
- ^ WBO・APフェザー級 WBO4位「近いうちに世界の舞台に立ちたい」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年11月28日
- ^ 若手ホープ対決白熱 中垣龍汰朗と花田歩夢がドロー 日本ユースS・フライ級戦 Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月8日
関連項目
編集外部リンク
編集- 大橋ボクシングジム
- 溜田剛士 (@tsuyo0829) - X(旧Twitter)
- 溜田剛士の戦績 - BoxRec