溶融アルミニウムめっき

溶融アルミニウムめっき(ようゆうアルミニウムめっき、hot dip aluminizing )とは、1930年代アメリカ合衆国において開発されたアルミニウムめっき工法。日本国内では1953年に技術の確立と企業化に成功した。通称アルマー加工日本工業規格 (JIS) では、JIS H 8642で規定されている。

用途・特性  編集

耐蝕性、耐熱性に優れ、長く持つため海水や塩水の現場の鋼材等に用いられる。 アルミの融点である660℃以上のアルミニウム溶液に鋼材等を漬け込みめっきしたあと、冷却洗浄等仕上げを行う。 比較的温度が高い工法であるため他の溶融めっきに比べ歪みが生じやすく、めっきの前に対策を施す場合もある。