瀧谷寺
日本の福井県坂井市にある真言宗智山派の寺院
(滝谷寺から転送)
瀧谷寺(たきだんじ)は、福井県坂井市にある真言宗智山派の寺院。山号は摩尼宝山。本尊は薬師如来。
瀧谷寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 福井県坂井市三国町滝谷1-7-15 |
位置 | 北緯36度13分18.8秒 東経136度8分46.0秒 / 北緯36.221889度 東経136.146111度座標: 北緯36度13分18.8秒 東経136度8分46.0秒 / 北緯36.221889度 東経136.146111度 |
山号 | 摩尼宝山 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 薬師如来 |
創建年 | 永和3年(1377年) |
開基 | 睿憲 |
札所等 |
北陸三十三ヵ所観音霊場 第11番 北陸白寿観音霊場 第6番 |
文化財 |
金銅宝相華文磬(国宝) 本堂等全6棟、鎮守堂、絹本著色地蔵菩薩像、天之図(重要文化財) 庭園(国の名勝) |
法人番号 | 5210005004219 |
歴史
編集この寺は、1377年(永和3年)睿憲が崎浦に建てた庵に始まり、1381年(永徳2年)今の場所に移った。領主などから帰依を得、多くの塔頭・末寺を有した。
文化財
編集国宝
編集- 金銅宝相華文磬[1] - 平安時代後期
重要文化財(国指定)
編集名勝(国指定)
編集- 庭園[7] - 1929年名勝指定。江戸時代前期作。面積1700平方メートル
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金銅宝相華文磬
(国宝) -
鎮守堂
(重要文化財) -
地蔵菩薩像
(重要文化財) -
天之図
(重要文化財) -
観音堂
(重要文化財) -
開山堂
(重要文化財) -
山門
(重要文化財)
境内
編集- 本堂 - 伝泰澄作の薬師如来立像安置、欄間の龍の彫刻は山田鬼斎作。
- 観音堂 - 室町時代建築、寛文3年(1663年)改修。寄棟造。秘仏如意輪観音安置。
- 山門(鐘楼門) - 天正年間建築、元禄11年改修。柴田勝家の寄進と伝わる。
- 開山堂 - 石棺の内壁に元亀3年(1572年)作の十三仏の浮彫。堂はそれ以前の建築。
- 鎮守堂[8] - 室町時代創建時の建築。木造・柿葺、流造り間口199.8cm、奥行250cm
- 聖天堂
- 地蔵堂
- 客殿 - 大正3年築、単層入母屋造、書院造
- 龍泉庭
- 宝物殿
- 庫裏
- 庭園
- 石庭
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庭園
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石庭(左)
観音堂(右) -
山門
所在地
編集- 〒913-0054 福井県坂井市三国町滝谷1-7-15
開門時間
編集- 3-10月 8:00-17:00 11-2月 8:00-16:30
- 拝観料 500円
交通
編集- えちぜん鉄道三国芦原線三国駅より徒歩10分
周辺
編集関連項目
編集脚注
編集外部リンク
編集- 瀧谷寺サイト
- 瀧谷寺-福井県坂井市公式観光ガイド さかい旅ナビ
- “福井の文化財”. 福井県. 2016年8月28日閲覧。
- “平成25年度 福井県指定文化財の新指定について「本堂・観音堂・方丈および庫裏・山門(鐘楼門)・新殿(客殿)」”. 福井県. 2016年8月28日閲覧。
- “坂井市の文化財”. 坂井市. 2016年8月28日閲覧。
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