坂井市

日本の福井県の市

坂井市(さかいし)は、福井県の北部に位置するである。

さかいし
坂井市
Japan Tojinbo02n4592.jpg
東尋坊
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
団体コード 18210-9
法人番号 8000020182109
面積 209.67km2
総人口 89,787
推計人口、2017年5月1日)
人口密度 428人/km2
隣接自治体 福井市あわら市勝山市
吉田郡永平寺町
石川県加賀市
市の木 サクラ
市の花 ユリ
市の鳥 カモメ
坂井市役所
市長 坂本憲男
所在地 919-0592
福井県坂井市坂井町下新庄第1号1番地
北緯36度10分1秒東経136度13分53.2秒座標: 北緯36度10分1秒 東経136度13分53.2秒
坂井市役所
外部リンク 坂井市

坂井市位置図

― 市 / ― 町

特記事項 坂井市の地域自治区
(2006年3月20日合併前の旧町境界と同じ)
1.三国町, 2.丸岡町, 3.春江町, 4.坂井町
1.三国町, 2.丸岡町, 3.春江町, 4.坂井町
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目次

概要・地理編集

 
2011年平成23年)「台風12号」接近中の重要文化財三国港の突堤

名勝東尋坊や古城丸岡城など、全国的に知られる観光地を擁していることが特徴である。

ほぼ全域が日本海に注ぐ九頭竜川水系の流域。三国町の河口付近より北は東尋坊の断崖をはじめ岩場が多く、その東側は加越台地、河口付近の南は砂地の三里浜。丸岡町の東部には標高1000m程度の山岳地があるが、その他大半の部分は福井平野で占められる。
三国港の突堤は、ジョージ・アーノルド・エッセルにより、オランダの工法を用いた国内最初の港湾施設で国の重要文化財である(エッセル堤)。

気候編集

三国町は日本海に面し暖流の影響で雪が非常に少ない。一方。内陸にある坂井市の中心部である旧丸岡町は積雪量が多くなる。

隣接する市町村編集

歴史編集

継体天皇が即位前に住んでいたといわれる。丸岡町内の女形谷(おながたに)の地名はこの即位により「御名が谷」と呼ばれるようになったものが変化したとされている。

沿革編集

坂井市の誕生編集

福井県の自治体では初めて地域自治区制度を採用、旧4町と同区域・同名の地域自治区である三国町・丸岡町・春江町・坂井町を設置している。同県における「平成の大合併」では最後の合併で、また、坂井市の誕生によって坂井郡は消滅した。

市の誕生時点で人口約92,000人、県内での人口規模では南に隣接する県庁所在地福井市に次いで2番目となった。しかし、福井市の衛星都市との位置づけ[要出典]以上のものはなく、地域の軸となりえない[要出典]。また、地域自治区制度が地域の融和を阻害するという懸念があるため、郡が市にとって変わっただけとならない政策が必要であるといえよう[要出典]

合併の経緯編集

坂井郡一市構想編集

2002年平成14年)1月23日、坂井郡6町の総務課長で構成する「坂井郡合併検討委員会」を設置し、同時に南部3町(丸岡町・春江町・坂井町)と北部3町(三国町・芦原町・金津町)による部会をあわせてそれぞれ設置した。その後、坂井郡6町による任意の合併協議会の設立が提案されるも、同年7月10日に協議会の設立を断念した。しかし南部と北部の3町ずつを基本とした合併の枠組みは維持し、引き続き検討を行った。

北部3町では2002年(平成14年)7月31日に三国町、芦原町、金津町の3町長が3町合併について意見交換し、前向きに考えるとしながらも時間的制約から現時点での3町合併は困難であるとした。三国町が離脱した形で同年8月21日には「芦原町・金津町合併準備会」、10月1日には法定の「芦原町・金津町合併協議会」を設置し、北部2町で2004年(平成16年)3月1日に「あわら市」が発足した。

一方、南部3町では2002年(平成14年)8月21日に丸岡町、春江町、坂井町の3町長による合併問題三者会議を開催し、3町合併の枠組みを残しながらも春江町と坂井町の2町で先行合併を推進することに合意した。

春坂市構想編集

2002年平成14年)12月2日、「春江町・坂井町合併協議会」を設置した。春江町は2004年(平成16年)3月15日に、隣の坂井町と合併して「春坂市」になる予定だったが、2003年(平成15年)8月13日に坂井町長からの「合併一年延期」の申し入れによって、8月20日に予定されていた合併調印式を延期した。(元をたどれば、県内の町では一番人口が多い丸岡町競艇のある三国町が合併に積極的ではなかった)

しかし、春江町は「2004年3月合併」の期限を堅持することを確認。8月27日の区長会で、当時の春江町長が坂井町長の態度を理由に「合併白紙」を宣言し、9月3日には記者会見で合併白紙を正式に発表した。

これにより、あわら市に次ぐ県内二番目の新市誕生は幻になった。

4町合併による坂井市の発足編集

2004年(平成16年)4月27日三国町長が坂井郡4町での合併を模索する意向を示した。2003年末には坂井町長が丸岡町と三国町に合併の打診をし、春江町長も福井市への編入を示唆していたのだが、春坂市のしこりが残る坂井郡をひとつにまとめようと、将来的なあわら市との合併も視野に入れての提案だった。6月15日に「坂井郡四町合併準備会」、8月20日に法定の「坂井郡四町合併協議会」を設置し、協議も順調に進んで、11月16日には新市名を「坂井市」とすることまで決まった。

しかし、12月21日には春江町長が「町の主張が通らない」として一方的な合併離脱を表明するなか、同年末に福井市長と合併に関する事項を話した(福井市長の記者会見回答による)とされる面談を行うなど、町長の突飛な行動に町議会からの反発も起きた。2005年(平成17年)2月には春江町長が協議への復帰を表明。3月3日には、最後まで決まらなかった「庁舎を坂井町に置く」という項目も受け入れて、3月17日に合併調印式を行った。その後各町議会の可決、7月5日に福井県議会での可決を経て、8月29日告示された。

この間、春江町では町政に混乱を来した、として住民が町長のリコールを町選挙管理委員会に請求。合併調印後の2005年(平成17年)4月にその選挙告示を控えた町長が自らその職を辞する結末を迎えたが、その直前に助役、収入役も辞職しており、5月に新人候補2名の町長選挙を経て当選者が就任するまでの間、一般職の総務課長が町長職務執行者を務める異常事態となった。

2006年(平成18年)3月20日、県内では敦賀市越前市を抜いて2番目の規模となる、人口約9万3000人の「坂井市」が誕生した。

人口編集

 
坂井市と全国の年齢別人口分布(2005年) 坂井市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 坂井市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
坂井市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 68,797人
1975年 72,174人
1980年 75,983人
1985年 80,707人
1990年 83,372人
1995年 86,870人
2000年 91,173人
2005年 92,318人
2010年 91,900人
2015年 90,280人
総務省統計局 国勢調査より

健康編集

  • 平均年齢 42.8歳(2005年国勢調査、旧坂井郡の値)
※福井県の現行市町では最も低く、調査時の市町村においても旧春江町が最低、旧丸岡町が旧吉田郡松岡町(現永平寺町)と並び次点であった。

行政編集

  • 市長:坂本憲男(旧三国町長)
  • 市長職務執行者:伊藤平一郎(旧坂井町長)
  • 市役所
    • 当面は旧坂井町役場を使用、今後坂井町に新市役所を建設する予定。
    • 合併前の各町域を管轄する地域自治区ごとに区長(市長が任命する特別職)が総合支所(いずれも旧町役場)に配置され、区長はその長となる。2008年6月区長制度を廃止。
総合支所の所在地
三国総合支所:三国町中央一丁目5番1号
丸岡総合支所:丸岡町西里丸岡第12号21番地1
春江総合支所:春江町随応寺第17号10番地
坂井総合支所:坂井町下新庄第1号1番地(市役所別館)
坂井町に限り、他町では各総合支所にて行っている事務の一部(税務、農林水産商工業)を、坂井総合支所に隣接する市役所本庁舎の課で取り扱っている。
  • 市議会:定数26

経済・産業編集

  • 産業人口(2005年国勢調査、旧町分の合計)
    • 第一次産業: 2,901人
    • 第二次産業: 17,810人
    • 第三次産業: 28,891人

農業編集

産業編集

株式上場企業
主な事業所(いずれも福井臨海工業地帯(テクノポート福井)内に所在)

地域編集

公共機関編集

警察・消防編集

  • 福井県警察
    • 坂井警察署(旧・丸岡警察署、丸岡町笹和田) - 丸岡町・春江町・坂井町を管轄
    • 坂井西警察署(旧・三国警察署、三国町緑ケ丘4丁目) - 三国町を管轄
  • 嶺北消防組合
    • 嶺北消防署(春江町随応寺)
    • 嶺北丸岡消防署(丸岡町一本田)
    • 嶺北三国消防署(三国町中央1丁目)

電話編集

福井市のNTT西日本福井支店が管轄する。

郵便編集

市内の集配は以下の局が行う。

これ以外に18の郵便局簡易郵便局がある。

税務編集

金沢国税局三国税務署が管轄する。

  • 三国税務署

学校教育編集

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

その他の学校編集

社会教育編集

図書館編集

博物館・美術館等編集

 
エンゼルランドふくい

文化・観光・コンベンション施設等編集

 
福井県総合グリーンセンター

スポーツ施設編集

 
テクノポート福井スタジアム

交通編集

空港編集

  • 福井空港(定期便の発着なし)
  • 定期便のある最寄りの空港は小松空港となる。後述するように、連絡バスが運行されている。

港湾編集

鉄道編集

  • JTB時刻表に記載の代表駅および市役所の最寄駅は丸岡駅であるが、2012年8月時点において市域の公共交通網が集中する場所は存在しない。三国町は三国駅、丸岡町は本丸岡バスターミナルに集約されている。

バス路線等編集

空港連絡バス
一般路線バス等

道路編集

高速道路
市内にあるインターチェンジ
一般国道
市内を走る国道
市内全区間で上記国道に重複する一般国道
都道府県道
市内を走る都道府県道

名所・旧跡・観光編集

 
丸岡城
 
丸岡藩 砲台跡

坂井市は観光業が盛んであり、福井県一の観光客数を誇る。2007年度には497万人が訪れた。[4]

景勝地・自然公園編集

史跡・神社仏閣等編集

温泉編集

レジャー施設等編集

海水浴場編集

祭事・催事編集

出身有名人編集

姉妹都市・提携都市編集

日本国内編集

姉妹都市
  •   延岡市宮崎県
    2006年(平成18年)11月22日 姉妹都市提携 - 1979年に旧丸岡町が延岡市と姉妹都市となった。今回は延岡市の編入合併と坂井市の誕生を機に改めて調印したもの。
提携都市

脚注編集

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  1. ^ 丸岡城”. 坂井市. 2016年7月10日閲覧。
  2. ^ 豊原の権勢を伝える史料館 栄華の証を数々展示”. 坂井市. 2017年4月8日閲覧。
  3. ^ 本丸岡バスターミナルの停車は2008年3月23日に廃止
  4. ^ 昭文社地図編集部『なるほど知図帳日本 2009』(昭文社、2009年5版1刷発行、ISBN 9784398200402
  5. ^ たび・あそび 丸岡 春のイベント”. 坂井市丸岡観光協会. 2017年2月14日閲覧。
  6. ^ たび・あそび 丸岡 秋のイベント”. 坂井市丸岡観光協会. 2017年2月14日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集