澪標住吉神社

日本の大阪府大阪市此花区にある神社

澪標住吉神社(みおつくしすみよしじんじゃ)は、大阪府大阪市此花区伝法に鎮座する神社

澪標住吉神社
所在地

大阪府大阪市此花区伝法3-1-6

北緯34度41分22.6秒 東経135度27分15.3秒 / 北緯34.689611度 東経135.454250度 / 34.689611; 135.454250座標: 北緯34度41分22.6秒 東経135度27分15.3秒 / 北緯34.689611度 東経135.454250度 / 34.689611; 135.454250
主祭神 住吉大神
天照皇大神
八幡大神
神武天皇
神功皇后
社格村社
創建 延暦23年(804年
例祭 8月1日(夏祭)
11月3日(秋祭)
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伝法川跡の北岸(右岸)に鎮座する。伝法の集落は伝法川を境に北組と南組に分かれていたが、当社は北組の鎮守にあたる。

祭神 編集

歴史 編集

 
拝殿

社名は、浪速津の川口に建てられた澪標に因る。 浪華八十島の1つで、延暦23年(804年遣唐使の一行がこの島の景勝に感じて、航海の安泰を祈願するために島の一角に住吉四柱神を奉祀。島民が祭壇跡に祠を建立して帰路の印に澪標を建てたという。 中世には京へは大物の浦より神崎川を遡行して寂れたが、豊臣秀吉大坂城築城では伝法口として湾内随一の要津となり、また、水質にも恵まれ、灘五郷に先駆して酒造の本場となり、江戸時代には樽廻船で販路は江戸・東北・北海道に及び、航海の守護神として崇敬された。

  • 明治5年(1872年)村社に列す。
  • 明治42年(1909年)12月18日伝法5丁目の村社住吉神社(住吉四神)を合祀。
  • 明治44年(1911年)神饌幣帛料供進社に指定される。

境内 編集

周辺 編集

交通アクセス 編集

出典 編集

  • 井上正雄 『大阪府全志』 (1922)全国書誌番号:73012615
  • 大阪府神道青年会 『大阪府神社名鑑』 (1971)国立国会図書館サーチ