熊伏山(くまぶしやま、くまぶせやま)は長野県飯田市下伊那郡天龍村の間に位置する標高1653mの山である。日本三百名山信州百名山に選定されている。すぐ東側を中央構造線が通り、崩壊が多いことで知られる青崩峠がある。

熊伏山
兵越峠付近から
標高 1,653.3m m
所在地 日本の旗 日本 長野県飯田市下伊那郡天龍村
位置 北緯35度15分47.6秒 東経137度53分41.5秒 / 北緯35.263222度 東経137.894861度 / 35.263222; 137.894861座標: 北緯35度15分47.6秒 東経137度53分41.5秒 / 北緯35.263222度 東経137.894861度 / 35.263222; 137.894861
山系 独立峰[1]
プロジェクト 山
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登山 編集

青崩峠を経て登るルートが一般的。青崩峠には長野県側と静岡県側から入れるが、長野県側からの国道152号は峠まで伸びておらず、そのうえ三遠南信自動車道青崩トンネル工事のため国道の終点にも入ることができず4kmほど車道を歩く必要がある。一方の静岡県側からは塩の道まで入ることができ、峠まではわずかである。峠からは県境の尾根の急登となり、傾斜が緩むころ山頂稜線に辿り着き北に折れる。3回ほどのアップダウンののち山頂である。山頂は東側が少し切り開かれていて黒法師岳中ノ尾根山などの赤石山脈(南アルプス)深南部の山を中心に望める。なお県境の尾根からは枝越しに池口岳聖岳仙丈ヶ岳などの姿も見ることができる。山頂には三角点がある。

周辺の山 編集

脚注 編集

  1. ^ 熊伏山登山記”. 遠山郷観光協会. 2017年9月19日閲覧。

外部リンク 編集