熊谷駿 (サックス奏者)

日本のミュージシャン、作曲家

熊谷 駿(くまがい しゅん、1991年12月3日 - )は、日本ミュージシャン作曲家宮城県仙台市出身。

2018年7月22日仙台市戦災復興記念館 記念ホールにて

ジャズサックスプレーヤーである。Music Office Bop Windに所属。

経歴 編集

小学校でブラスバンドに入ったことをきっかけに音楽を始める。

仙台高専名取キャンパス 電気工学科卒業後、神戸に所在する甲陽音楽学院に入学する。在学中より演奏活動を開始する[1]

2014年にアメリカ・バークリー音楽大学の入学オーディションにおいて2つの給付型奨学金を獲得し[2]、同年9月より入学。在学中より、ボストン・レッドソックスのオーナー、ジョン・ヘンリー英語版の私邸に招かれて演奏[3]をするなど、積極的にアメリカにて演奏活動を開始する。

2016年にアメリカ・バークリー音楽大学を卒業し音楽学士を取得[1]

2017年にアメリカ・ニューイングランド音楽院の入学オーディションにおいて給付型の奨学金を獲得し、修士課程に入学。在学中より、ビバップの研究を始め[4][5]クラシック・ジャズの両面から研究をしている。

同年より、地元仙台市にて年2回、行政テレビ局新聞社が後援となってジャズコンサートを開催しており、これまでの全公演前売完売にて公演を行っている。また演奏活動以外にもサックスのリガチャーにおける特許を3件取得しており、サックス製品のプロデュースにも力を入れている[1]

2019年5月にアメリカ・ニューイングランド音楽院 Master Program(修士課程) Jazz Studies科 ジャズサクソフォーン専攻を修了。音楽修士(Master of Music)を取得[1]


ディスコグラフィ 編集

2018年 BEBOP EXPRESS & BOP CASTLE 2017

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)、垣本拓海(ピアノ)

2019年 BEBOP EXPRESS & BOP CASTLE vol.2 2018

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)、垣本拓海(ピアノ)、宮地遼(ベース)、NATSUMI(ドラム)

2019年 New Stage New Hourney(自身初のオリジナル楽曲によるアルバム)

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)

2020年 BEBOP EXPRESS & BOP CASTLE vol.3 2019

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)、垣本拓海(ピアノ)、宮地遼(ベース)、NATSUMI(ドラム)

2020年 J-BOP ONLINE EXPRESSION CD&DVD(自身初のオンラインコンサートによるライブDVD&CD)

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)

2020年 チャーリー・パーカー生誕100周年記念アルバム Bird History in2020

  • 熊谷駿(サックス)、祖田修(ピアノ)、藤村竜也(ベース)、渕雅隆(ドラム)

賞歴 編集

イベント出演 編集

TV出演 編集

新聞掲載 編集

  • 2017年 河北新報社 夕刊 特集アートと私〜感情を伝える 熱い音を〜[6]
  • 2018年 河北新報社 朝刊 <仙台圏域これくしょん>(1)ビンテージサックス/ざらついた渋い音 魅力[5]

関連項目 編集

脚注・出典 編集

  1. ^ a b c d PROFILE”. サックスプレイヤー 熊谷駿 オフィシャルサイト. 2019年4月20日閲覧。
  2. ^ 「TOMODACHIサントリー音楽奨学金」奨学生レポート”. 東北サンさんプロジェクト サントリー (2015年5月11日). 2019年4月20日閲覧。
  3. ^ 「TOMODACHIサントリー音楽奨学金」の奨学生がボストンレッドソックスのオーナー宅で演奏を披露”. 東北サンさんプロジェクト サントリー (2016年9月26日). 2019年4月20日閲覧。
  4. ^ 熊谷駿インタビュー ビバップと共に生きる”. Cheer Up!みやぎ. 2019年4月20日閲覧。
  5. ^ a b <仙台圏域これくしょん>(1)ビンテージサックス/ざらついた渋い音 魅力”. 河北新報オンラインnews (2018年7月10日). 2019年4月20日閲覧。
  6. ^ 河北新報夕刊にて掲載して頂きました!”. サックスプレイヤー 熊谷駿 オフィシャルブログ by Ameba (2017年7月12日). 2019年4月20日閲覧。

関連リンク 編集