山内 郷俊(やまうち さととし)は、江戸時代中期の土佐藩の重臣。6代宿毛領主。

 
山内郷俊
時代 江戸時代中期
生誕 宝永元年(1704年
死没 寛延2年1月11日1749年2月27日
改名 覚次郎、八十之丞(幼名)→孝氏→氏興→郷俊
別名 通称:半左衛門
主君 山内豊常豊敷
土佐藩
氏族 宿毛山内家
父母 父:山内倫氏、養父:山内晴氏
兄弟 男子四人、晴氏郷俊
養兄弟:氏篤
養子:氏篤(甥)
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略歴

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宝永元年(1704年)、土佐藩奉行職、4代宿毛領主山内倫氏の六男として宿毛にて誕生した。

享保9年(1724年)、兄で当主の晴氏が死去する。嫡男の千之助(氏篤)はまだ幼少だったため、養子となって家督と知行6800石を相続し、6代宿毛領主となる。享保12年(1727年)、孝氏から氏興に改名する。享保13年(1728年)、8代藩主・山内豊敷に奉行職に任じられる。享保18年(1733年)、公務で江戸に下向する。

享保19年(1734年)、財政難から奉行の職に耐えないと辞職を願うが許されず、補米を給されることとなる。寛保3年(1743年)4月26日、病のため奉行職を免じられる。寛保4年(1744年)、乱心を理由に藩主・豊敷に蟄居を命じられる。家督は氏篤が相続した。

寛延2年(1749年)1月11日、死去。享年46。

系譜

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出典

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