石上 豊庭(いそのかみ の とよにわ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族物部のち石上朝臣位階従四位上

 
石上豊庭
時代 飛鳥時代 - 奈良時代
生誕 不明
死没 養老2年5月30日718年7月2日
官位 従四位上
主君 天武天皇持統天皇文武天皇元明天皇
氏族 物部→石上朝臣
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経歴 編集

天武天皇13年(684年八色の姓の制定により、一族が連姓から朝臣姓に改姓(氏も石上に改めたか)。

大宝4年(704年従六位上から四階昇進して従五位下叙爵

和銅4年(711年平城宮造営のための諸国から徴発した役民で多数の逃亡者が発生していたことから、紀男人らと共に兵庫将軍に任命され、衛兵所を仮設して兵庫を守衛した。和銅7年(714年新羅使の入朝に対応するため、左右の将軍が任命された際、右将軍に任ぜられる。またこの間、和銅4年(711年)従五位上から二階昇進して従四位下、和銅8年(715年)従四位上に叙せられるなど、元明朝にて順調に昇進している。

官歴 編集

六国史』による。

脚注 編集

参考文献 編集