雲梯

城壁を乗り越えるために台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させる攻城兵器

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雲梯(うんてい)とは、長いはしごのこと。ここでは、攻城兵器としての雲梯と、遊具としての雲梯とについて述べる。

古代中国の攻城兵器、雲梯の実物大模型(西安市

攻城兵器

台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させた。

墨子』においては公輸盤(公輸班、魯班とも)が開発したと記されている。

関連項目

遊具

今日では、雲梯は懸垂運動を行なう遊具として知られている。金属パイプ製のはしごを水平、あるいは弧状や山型に設置し、ぶら下がりながら手を伸ばして移動する。

上に乗って遊ぶこともあるが、この遊び方は危険だとして学校などでは禁止される場合も多い。

ギネスブック認定世界最長の雲梯は高知県香南市(旧吉川村)の桜づつみ公園に設置されている「モンキーバー」で、全長102m。