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京都市東山区にある山
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2020年6月4日 (木) 07:00時点における版

阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)は、京都府京都市東山区東山にある山で、東山三十六峰のひとつに数えられる。

阿弥陀ヶ峰
標高 196 m
所在地 京都府京都市東山区阿弥陀ケ峯町・今熊野阿弥陀ケ峯町
位置
阿弥陀ヶ峰の位置(日本内)
阿弥陀ヶ峰
北緯34度59分16.9秒 東経135度47分6.96秒 / 北緯34.988028度 東経135.7852667度 / 34.988028; 135.7852667座標: 北緯34度59分16.9秒 東経135度47分6.96秒 / 北緯34.988028度 東経135.7852667度 / 34.988028; 135.7852667
山系 東山
種類 円錐状
プロジェクト 山
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山名は、天平年間(729-749)に行基が阿弥陀如来を安置したことに由来する[1]。周辺は、古くより葬送の地「鳥辺野(とりべの)」として有名で、京都の三大墳墓地のひとつでもある。現在も東麓には京都市中央斎場がある。また、山頂からは京都盆地を一望できると共に、洛中山科を結ぶ渋谷街道が北麓を通過しているため[2]、戦略上の要地でもある。戦国時代には山頂付近に阿弥陀ヶ峰城が築かれていた。山頂には豊臣秀吉を祀る五輪石塔が、登山口のある西麓には豊国廟、さらに1kmほど西には豊国神社が築かれている。

阿弥陀ヶ峰の西麓には京都女子大学があり、キャンパス北側を通る通称「女坂」が山頂へ続く登山道となっている。また、阿弥陀ヶ峰周辺の国有林は、森林環境教育の活動フィールドとして活用される「京女 鳥部の森」に指定されている[3]。この「森」がある東麓を京都一周トレイルが通っているが、そちら側より直接山頂に登る山道は設定されていない。

歌に詠まれる飯野山

  • 「峰は、譲葉(ゆずるは)の峰、阿弥陀の峰、弥高(いやたか)の峰」(清少納言 枕草子

アクセス

  • 京阪本線七条駅より東へ1.4kmの位置に豊国廟登山口がある。登山口から山頂まで565段の石段[1]である。

参考文献

  1. ^ a b 京都市観光協会 京都観光Navi 阿弥陀ヶ峰
  2. ^ 京都通百科事典 阿弥陀ヶ峰
  3. ^ 京都大阪森林管理事務所 京都女子大学と「遊々の森」協定を締結―「京女 鳥部の森」を設定―