ウリジン二リン酸グルクロン酸

ウリジン二リン酸グルクロン酸(ウリジンにリンさんグルクロンさん、: Uridine diphosphate glucuronic acidUDP-グルクロン酸: UDP glucuronic acid)は、ウリジン二リン酸 (UDP) にグルクロン酸がグリコシド結合した化合物。糖ヌクレオチドの一種で、多糖の合成に使われる。また、アスコルビン酸生合成の中間生成物である(サル目テンジクネズミを除く)。 NAD+を補因子としてUDP-グルコース-6-デヒドロゲナーゼEC 1.1.1.22)によってUDP-グルコースから生合成される。この物質は、グルクロン酸転移酵素反応におけるグルクロノシル基(グルクロン酸)の供給元である。

ウリジン二リン酸グルクロン酸
識別情報
CAS登録番号 2616-64-0
PubChem 17473
KEGG C00167
MeSH UDP+glucuronic+acid
特性
化学式 C15H22N2O18P2
モル質量 580.285
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

関連項目 編集