ミスラ (4486 Mithra) は近日点地球軌道の内側にあるアポロ群火星横断小惑星PHAである。ベルギーの天文学者エリック・エルストブルガリアの天文学者ヴラディーミル・シュコドロフが、ブルガリアロジェン天文台で発見した。

ミスラ
4486 Mithra
仮符号・別名 1987 SB
分類 地球近傍小惑星
軌道の種類 アポロ群
火星横断
発見
発見日 1987年9月22日
発見者 E. エルスト
V. シュコドロフ
軌道要素と性質
元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5)
軌道長半径 (a) 2.204 AU
近日点距離 (q) 0.749 AU
遠日点距離 (Q) 3.659 AU
離心率 (e) 0.660
公転周期 (P) 3.27
軌道傾斜角 (i) 3.03
近日点引数 (ω) 168.84 度
昇交点黄経 (Ω) 82.31 度
平均近点角 (M) 26.80 度
物理的性質
三軸径 2.35 × 1.65
× 1.44 km
自転周期 67 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 15.6
Template (ノート 解説) ■Project

インドや西アジアで信仰された神、ミスラから命名された。

2000年の7月から8月にかけてアレシボ天文台ゴールドストーン電波望遠鏡でミスラのレーダー観測が行われ、2つの突起を持つ不規則な形状が観測されている。これらのデータの解析からミスラは中央がくびれた砂時計のような形状をしていると考えられ、接触二重小惑星の可能性がある(外部リンク参照)。

関連項目 編集

外部リンク 編集