モナハン (DD-32)

ポールディング級駆逐艦
艦歴
発注
起工 1910年6月1日
進水 1911年2月18日
就役 1911年6月21日(海軍)
1925年6月30日(沿岸警備隊)
退役 1919年11月4日(海軍)
1931年1月29日(沿岸警備隊)
その後 1934年8月22日に売却
除籍 1933年7月1日
性能諸元
排水量 742トン
全長 293 ft 11 in (89.6 m)
全幅 26 ft 11 in (8.2 m)
吃水 8 ft 4 in (2.5 m)
機関 重油専焼缶4基
最大速 29.5ノット (55 km/h)
乗員 士官、兵員89名
兵装 3インチ砲5門
18インチ魚雷発射管6門

モナハン (USS Monaghan, DD-32) は、アメリカ海軍駆逐艦ポールディング級駆逐艦の1隻。艦名はジョン・R・モナハン少尉に因む。

艦歴 編集

海軍で 編集

モナハンは1910年6月1日にバージニア州ニューポート・ニューズニューポート・ニューズ造船所で起工した。1911年2月18日にF・J・ガヴィン夫人(モナハン少尉の姉妹)によって命名、進水し、1911年6月21日に艦長W・P・クロナン少佐の指揮下就役する。

就役後は大西洋艦隊に配属され、艦隊即応訓練および実戦に備えた作戦活動を行う。アメリカ合衆国第一次世界大戦に参戦し、モナハンの最初の実戦活動は大西洋岸沿いの偵察であった。その後大西洋中央部の危険海域において船団護衛を行った。1917年11月から停戦成立まで、モナハンはヨーロッパ海域でUボートの脅威に対する対潜哨戒を行った。

占領任務から帰還したモナハンは、1919年11月4日にフィラデルフィアで退役した。

沿岸警備隊で 編集

モナハンは1924年6月7日に沿岸警備隊に移管され、ラム・パトロールに参加した。モナハンはコネチカット州ニューロンドンに配属され、その後1930年にマサチューセッツ州ボストンに移動した。

モナハンは1931年5月8日に海軍に返還された。1933年7月1日に除籍され、ロンドン海軍軍縮条約に従って1934年8月22日にニューヨーク州ブルックリンのマイケル・フリン社にスクラップとして売却された。

外部リンク 編集