ラ・コンバタント (駆逐艦)


ラ・コンバタント
艦歴
発注 フェアフィールド・グラスゴー造船所
起工 1941年1月6日
進水 1942年4月27日
就役 1942年12月1日に自由フランス海軍籍に入り、同月30日就役。
退役
その後 1945年2月23日に触雷戦没
除籍
性能諸元
排水量 常備:1,050トン
満載:1,450トン
全長 85.3m
全幅 10.16m
吃水 3.51m
機関 アドミラルティ式重油専焼三胴型水管缶2基
+パーソンズギヤード・タービン2基2軸推進
最大出力 19,000shp
最大速力 27ノット
航続性能 14ノット/3,130海里
20ノット/2,350海里
燃料 重油:328トン
乗員 168名
兵装 アームストロング Mark XVI 10.2cm(45口径)連装高角砲2基
ヴィッカーズ 4cm(39口径)連装機関砲2基
エリコン 2cm(76口径)単装機銃2基
53.3㏄m連装魚雷発射管1基
爆雷110個(投射機3基、投下レール4条)

ラ・コンバタント (La Combattante) はイギリス海軍が建造したハント級駆逐艦の第三生産グループの1隻「ハルドン(HMS Haldon)」を譲渡されて自由フランス海軍で1942年から就役させた艦である。名は「戦士」を意味する。

艦歴 編集

本艦は当初はイギリス海軍駆逐艦「ハルドン(HMS Haldon)」として発注されたが、建造途中の1941年3月14日にドイツ空軍爆撃機に爆撃され、損傷修理後にフランス海軍に譲渡されて「ラ・コンパタント」と改名されて1942年より就役した。

1945年2月23日、ラ・コンパタントは突然爆発・沈没し、乗員181名中117人が生還した。連合軍は、ドイツ側の機雷に触れたのが原因と結論したが、ドイツ側は特殊潜航艇ゼーフントの雷撃によるものと主張した。

関連項目 編集

参考文献 編集

  • 「第二次世界大戦駆逐艦総覧」M.J.ホイットレー 著 、岩重多四郎 訳(大日本絵画)2000年、ISBN 4-499-22710-0

外部リンク 編集