戦争のはじめかた』(原題:Buffalo Soldiers[1])は、2001年製作のイギリスドイツ合作[1] 映画である。日本で劇場公開された後に発売されたDVDのタイトルは『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』。

戦争のはじめかた
Buffalo Soldiers[1]
監督 グレゴール・ジョーダン
脚本 エリック・アクセル・ワイズ
ノラ・マッコビー
グレゴール・ジョーダン
原作 ロバート・オコナー
製作 ライナー・グルッペ
アリアーヌ・ムーディ
製作総指揮 ラインハルト・クルース
ジェームズ・シェイマス
ポール・ウェブスター
出演者 ホアキン・フェニックス
音楽 デヴィッド・ホームズ
撮影 オリヴァー・ステイプルトン
編集 リー・スミス
製作会社 ゴリラ・エンタテインメント
ストレンジ・フィクション
配給 アメリカ合衆国の旗 ミラマックス
日本の旗 シネカノン
公開 ドイツの旗 2002年10月31日
イギリスの旗 2003年7月18日
アメリカ合衆国の旗 2003年7月25日
日本の旗 2004年12月11日
上映時間 98分
製作国 イギリスの旗 イギリス
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
製作費 $15,000,000[2]
興行収入 イギリスの旗 $1,313,514[3]
ドイツの旗 $111,135[3]
アメリカ合衆国の旗 $354,421[2]
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グレゴール・ジョーダン監督。原作はロバート・オコナーの『バッファロー・ソルジャー』。ドイツ駐留アメリカ陸軍を舞台に、退屈しのぎに好き放題に行動する若き兵士を描くブラック・コメディ。

ストーリー 編集

1989年のドイツ、シュトゥットガルトにある米軍基地に勤務する米兵たちは、暇をもてあましていた。補給隊に所属するエルウッドは、物資の横流しやヘロインの密造・密売に精を出し、その退屈を紛らわせていた。指揮官のバーマン大佐の無能ぶりは、エルウッドが闇商売に手を染めていることや、バーマン夫人と肉体関係にあることに気付かないほどであった。そんな中、隊に有能で厳格なリー曹長が転任してくる。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替

備考 編集

公開の直前に911テロが起こり、何度も公開が延期された。

撮影はドイツバーデン=ヴュルテンベルク州にあるいくつかの旧アメリカ軍駐屯地(撮影時はドイツ連邦軍管理下)で行われた。作品の内容からアメリカ軍の協力が得られなかったため、作中に登場する装備は民間のコレクター大道具レンタル会社から調達されたもので[4]、作中に登場する装甲車両も、アメリカ軍の装備していたものではなく、ドイツ製のレオパルト1型戦車やオランダ軍の装備していたM113 C&V装甲偵察車(英語版)[5] である。

脚注・出典 編集

  1. ^ a b c ドイツでの劇場公開時のタイトルは"Army Go Home!"。
  2. ^ a b Buffalo Soldiers (2003)”. Box Office Mojo. 2011年11月16日閲覧。
  3. ^ a b Buffalo Soldiers (2003) - International Box Office Results”. Box Office Mojo. 2011年11月16日閲覧。
  4. ^ 記録フィルムやニュース映像が流用されているシーンでは戦車を始めとして実際のアメリカ軍の装備が登場している。
  5. ^ M113 C&V装甲偵察車はアメリカの企業であるFMC社の開発・製造した車両だが、アメリカ軍には採用されていない。

外部リンク 編集