畑野 謙二(はたの けんじ)は、愛知県競馬組合所属の競馬実況アナウンサー

来歴 編集

高専卒業後は化学メーカーに勤務したが、3年ほど経った頃に一つの会社にずっと居ることに疑問を抱き始め、何のあてもなく思い切って退社[1]。とりあえず見つけたアルバイト先で、喋りを生業としている人物に出会ったのがきっかけで北野守(当時・ラジオたんぱアナウンサー)と知り合って、阪神京都中央競馬実況中継を手伝った。同時期に大阪のアナウンサー養成所にも通い、北野との出会いで競馬の魅力に引き込まれた[1]。そんな折に「地方競馬の実況アナウンサーを募集している広告代理店があるから一度行ってみないか」と紹介され、弘報館の採用試験を受けたところ「3ヶ月で実況デビューできれば採用」という条件を提示され必死で練習。独立前の吉田勝彦の存在も大きく、30歳の時に姫路で実況デビュー[1]名古屋支社の実況アナウンサーが1人辞めた関係で名古屋に転勤となり、名古屋競馬場公営中京笠松の場内実況を担当。2009年に弘報館を退職、2010年に愛知県競馬組合の職員に転職し、名古屋で場内実況と広報の仕事に従事[1]

場内実況のほか、2010年3月まで三重テレビKEIBAワンダーランド」にて中央競馬(3月、12月の中京3場開催時)の実況も約20年担当した。

主な実況歴 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d ミナトガタリ 第5弾 名古屋けいば実況アナウンサー