白龍 (海洋環境整備船)
白龍(はくりゅう)は、2009年2月に国土交通省中部地方整備局名古屋港湾事務所に配備された、双胴型の海面清掃兼油回収船である。
白龍 | |
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基本情報 | |
船種 |
海面清掃船 油回収船 |
船籍 | 日本 |
所有者 | 国土交通省 |
運用者 | 中部地方整備局名古屋港湾事務所 |
建造所 | IHIアムテック |
航行区域 | 平水、沿海 |
信号符字 | JD2827 |
IMO番号 | 8742654 |
MMSI番号 | 431000845 |
経歴 | |
起工 | 2008年 |
就航 | 2009年 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 198 トン |
全長 | 33.5 m |
全幅 | 11.6 m |
深さ | 4.2 m |
満載喫水 | 2.64 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | V型水冷サイクル2基 |
推進器 | 可変ピッチプロペラ2軸 |
速力 | 15.1 ノット |
概要
編集ゴミ回収機能、油回収機能、環境モニタリング機能を備えており、主に伊勢湾・三河湾内の海面浮遊ごみの回収を行うことで、世界有数の貿易港である名古屋港の活動を支えている。
1991年の野間崎灯台沖流出油除去、2011年の東日本大震災後の漂流物回収、2014年の航行不能プレジャーボート救出などにおいて、複数回に渡って感謝状を受領している。また、就航当時は認知が低かった業務への理解を深めて貰うために、長期的に一般向けの公開を継続している。
配備
編集中部地方整備局名古屋港湾事務所には役割に応じて船舶が配備されている[1]。
海洋環境整備船は各地域の整備局に配備されている。