百代寺

兵庫県加西市繁昌町にある高野山真言宗の寺院

百代寺(ひゃくだいじ)は、兵庫県加西市繁昌町にある高野山真言宗寺院。山号は大行山。本尊は薬師如来。加西西国三十三箇所観音霊場20番札所。

百代寺
所在地 兵庫県加西市繁昌町329
山号 大行山
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来
創建年 830年天長7年)
開基 空海
正式名 大行山 百代寺
札所等 加西西国三十三箇所観音霊場20番札所
法人番号 8140005017522 ウィキデータを編集
テンプレートを表示

歴史

編集

830年天長7年)の創建[1]空海によって開基され、本尊の薬師如来は空海が伊予国の巨岩を一刀三礼して作った。本堂のほかにも多宝塔・観音堂・鐘楼堂・五大尊堂・御影堂がある[2]

平安時代には村上天皇の勅願寺となったが、1540年天文9年)に織田信長の兵火で本堂など焼失。1659年万治2年)に再建[2]

またかつては906年延喜6年)に隆全阿闍梨が鎮守社として祀った天満宮があり、明治維新までは百代寺が乎疑原神社と他9社の別当を務めた[2]

交通

編集

脚注

編集
  1. ^ 1909年,播磨史談会『播磨鑑』
  2. ^ a b c 百代寺”. ホトカミ. 2024年6月15日閲覧。