真照寺 (あきる野市)

東京都あきる野市にある真言宗豊山派の寺院

真照寺(しんしょうじ)は、東京都あきる野市にある真言宗豊山派寺院

真照寺
所在地 東京都あきる野市引田363
位置 北緯35度43分18.8秒 東経139度16分06.0秒 / 北緯35.721889度 東経139.268333度 / 35.721889; 139.268333座標: 北緯35度43分18.8秒 東経139度16分06.0秒 / 北緯35.721889度 東経139.268333度 / 35.721889; 139.268333
山号 引田山
院号 金蓮院
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王
創建年 寛平3年(891年
開山 僧義寛
中興年 延文元年(1356年
札所等 関東九十一薬師霊場6番札所、多摩八十八ヶ所霊場58番札所
文化財 真照寺の猿曳駒絵馬(東京都指定有形文化財)、真照寺の山門(あきる野市有形文化財)
法人番号 6013105000354 ウィキデータを編集
真照寺の位置(東京都内)
真照寺
真照寺
真照寺 (東京都)
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歴史

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891年寛平3年)、僧義寛によって開山された。当寺の前身として、724年神亀元年)に行基が結んだ草庵があった。行基は当地で薬師如来像を彫り、現在地よりも500メートル南の草庵に安置した。平安時代になり、この草庵をもとに寺を創建したのが、当寺の起源である[1]

その後、1356年延文元年)に鎌倉公方足利基氏が再興した。1531年享禄4年)の火災で、行基の薬師如来像を収めた薬師堂以外を焼失した。このときに、現在地に移転した。山号も「日照山」だったのを「引田山」に改めた[1]

薬師堂は、当寺に残る最古の建築物である。足利基氏のときに建てられたものであるが、開山当初の古い柱も使っているという[1]

文化財

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  • 真照寺の猿曳駒絵馬(東京都指定有形文化財 令和3年3月19日指定)[2]
  • 真照寺の山門(あきる野市有形文化財 平成4年7月9日指定)[3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年、191-195p
  2. ^ 広徳寺境域東京都
  3. ^ あきる野市内の指定文化財・登録有形文化財一覧あきる野市

参考文献

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  • 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年