石上 真足(いそのかみ の またり、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・遠江介。
称徳朝の天平神護3年(767年)正月、正六位上から従五位下に昇叙している[1]。同年3月、内匠助に任ぜられる[2]。7月、賀茂大川に官職を譲り、7月、梶島王とともに大監物に任命されている[3]
神護景雲2年(768年)2月、坂上王に官職を譲り、遠江介に転任している[4]。以後の記録は存在していない。
『続日本紀』による。