神社女王

奈良時代の皇族

神社女王(かみこそじょおう/かみこそ の おおきみ、生年不詳 - 天平神護2年8月22日766年9月30日))は、奈良時代皇族。系譜は不明だが、親王の娘。官位内命婦従三位

略歴

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天平6年(734年)正月、無位から従四位下に昇叙されたことから、親王の娘であることが分かる[1]。その後、記録が永らく途絶えるが、天平宝字8年(764年)10月、藤原仲麻呂の乱の直後の論功で広瀬女王円方女王とともに正四位上から従三位に昇叙している。その後、後宮を退いたらしく、天平神護2年(765年)に散事・従三位で薨去。

官歴

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続日本紀』による。

脚注

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  1. ^ 『養老令』「選叙令」35条「蔭皇親条」

参考文献

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