稲泉 連(いないずみ れん、1979年[1][2]2月15日 - )は、日本のノンフィクション作家

概要

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東京生まれ[3]。高校中退後、大学入学資格検定を経て早稲田大学に1997年入学[1][2]、2002年第二文学部を卒業[1][4]。月刊『文藝春秋1997年10月号に掲載された『僕が学校を辞めると言った日』により、第59回文藝春秋読者賞受賞[5]

2005年に『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』で第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞[3][4]。当時26歳で最年少の受賞者となった[6]

第21回(1990年)大宅壮一ノンフィクション賞受賞のノンフィクション作家久田恵は母親であり、親子での受賞は初めてである[7]

著書

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  • 『僕の高校中退マニュアル』文藝春秋、1998年
  • 『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』文藝春秋、2001年。文春文庫、2007年
  • 『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死』中央公論新社、2004年。中公文庫、2007年
  • 『仕事漂流 就職氷河期世代の「働き方」』プレジデント社、2010年。文春文庫、2013年
  • 『命をつないだ道 東北・国道45号線をゆく』新潮社、2012年
    • 『命をつなげ 東日本大震災、大動脈復旧への戦い』新潮文庫、2014年
  • 『復興の書店』小学館、2012年。小学館文庫、2014年
  • 『ドキュメント豪雨災害 そのとき人は何を見るか』岩波新書、2014年
  • 豊田章男が愛したテストドライバー』小学館、2016年。小学館文庫、2021年
  • 『「本をつくる」という仕事』筑摩書房、2017年。ちくま文庫、2020年
  • アナザー1964 パラリンピック序章』小学館、2020年
  • 『こんな家に住んできた 17人の越境者たち』文藝春秋、2019年
  • 『宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言』文藝春秋、2019年
    • 『日本人宇宙飛行士』ちくま文庫、2023年
  • 『廃炉 「敗北の現場」で働く誇り』新潮社、2021年
  • 『サーカスの子』講談社、2023年

脚注

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  1. ^ a b c 『教育者』なんて言わないで - archive.today(2014年11月22日アーカイブ分) 新鐘 2002年6月10日
  2. ^ a b 若者を見つめて (2) 稲泉連さん(ノンフィクション作家) - archive.today(2014年11月22日アーカイブ分) 静岡新聞 2014年1月30日
  3. ^ a b 稲泉連 | 著者プロフィール | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2022年2月25日閲覧。
  4. ^ a b 「稲泉 連」の記事一覧”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン). 2022年2月25日閲覧。
  5. ^ 『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』稲泉連 | 単行本”. 文藝春秋BOOKS. 2022年2月25日閲覧。
  6. ^ 大宅壮一ノンフィクション賞 大宅壮一文庫
  7. ^ 大宅賞に最年少稲泉氏ら/初の親子受賞2005/04/12 20:25 四国新聞