竹内峠
竹内峠(たけのうちとうげ)は大阪府南河内郡太子町と奈良県葛城市の府県境にある、竹内街道(国道166号)が通る峠である。
竹内峠 | |
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国道166号(左)と旧街道 | |
所在地 | 大阪府南河内郡太子町・奈良県葛城市 |
位 置 | 北緯34度30分56秒 東経135度40分36秒 / 北緯34.51556度 東経135.67667度座標: 北緯34度30分56秒 東経135度40分36秒 / 北緯34.51556度 東経135.67667度 |
標 高 | 286 m |
山 系 | 金剛山地 |
通過路 |
![]() 南阪奈道路(竹内トンネル) |
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目次
概要編集
太古から交通の要所であり、聖徳太子もこの峠を越えて四天王寺と飛鳥を往復したとされる。また、遣隋使などの使節もこの峠を越えて飛鳥京を訪れた。現在は峠のすぐ北を深く掘り下げられ、国道166号が通っている。
周りの環境編集
すぐ北側に二上山がそびえている。南は平石峠、岩橋山を経て大和葛城山がそびえる。
竹内峠はすぐ近くに二上山の登山口があるなど、自然がほぼ手付かずで残っている。 大阪側からは少ない勾配で長い距離を進むことになり、奈良側からは短い距離を一気に駆け上がることになる。 車の通りも多く、交通安全さえ守れば安全にウォーキングなどが楽しめる。 また峠から奈良側を見ると、見える範囲は狭いが夜景を楽しむことができる。大阪側の夜景は少し下ったところにある道の駅近つ飛鳥の里太子から観られる。