第13回都市対抗野球大会(だい13かいとしたいこうやきゅうたいかい)は、1939年7月30日から8月7日まで後楽園球場で開かれた都市対抗野球大会である。

概要

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  • 前回大会は16チームが参加して行われたが、大陸の戦火拡大の影響から、満洲の2チーム(大連市・満洲倶楽部、奉天市・満鉄倶楽部)は出場を辞退。14チームで試合が行われた。
  • クラブチームの衰退は著しく、14チーム中企業チームが11チームを占めた。
  • 大会を制したのは前年優勝の藤倉電線明大卒の吉田正男投手が4連投に加えて打撃でも活躍し、橋戸賞に輝いた。
  • 今大会から橋戸賞に加え、殊勲賞も設けられ、2選手に贈られた。

出場チーム

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大会

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1回戦

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  • 第1試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
青森林友 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
藤倉電線 3 0 0 0 2 0 3 0 X 8

勝:吉田 敗:高瀬

  • 第2試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
長野法規 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
函館太洋倶楽部 0 2 1 0 0 0 1 3 X 7

勝:山田 敗:金子

  • 第3試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
神戸全川崎 0 1 0 2 2 1 3 0 0 9
全台北団 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝:門脇 敗:桑田

  • 第4試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
全呉 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
太陽レーヨン 1 0 1 3 0 1 1 0 X 7

勝:東本 敗:森川

  • 第5試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
太田雄飛 1 0 0 0 1 0 1 0 0 3
東邦瓦斯 1 0 0 0 0 0 0 0 X 1

勝:三富 敗:青山

  • 第6試合-延長12回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
コロムビア 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2
全京城 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1x 3

勝:徳島 敗:日暮

2回戦

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  • 第1試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
函館太洋倶楽部 0 0 0 0 1 0 2 0 0 3
藤倉電線 1 2 0 0 1 0 0 1 X 5

勝:吉田 敗:植田

  • 第2試合-延長10回
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
神戸全川崎 0 0 1 0 0 5 0 0 2 0 8
八幡製鉄 4 0 0 0 0 1 0 0 3 1x 9

勝:大崎 敗:門脇
※神戸全川崎は大会史上初の全員安打を記録

  • 第3試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
太陽レーヨン 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
庄内田村駒 0 0 0 2 0 0 0 0 X 2

勝:河内 敗:東本

  • 第4試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
全京城 0 0 0 0 0 0 1 5 0 6
太田雄飛 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

勝:徳島 敗:三富

準決勝

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  • 第1試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
藤倉電線 0 0 0 1 4 0 0 0 0 5
八幡製鉄 2 0 0 0 0 0 0 1 0 3

勝:吉田 敗:塩田

  • 第2試合
1 2 3 4 5 6 7 8 9
庄内田村駒 4 0 0 1 3 0 0 0 0 8
全京城 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3

勝:河内 敗:徳島

決勝

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1 2 3 4 5 6 7 8 9
庄内田村駒 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
藤倉電線 0 0 0 0 0 2 1 0 X 3

勝:吉田 敗:河内
(藤倉電線は2年連続2回目の優勝)

表彰選手

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  • 橋戸賞 吉田正男投手(藤倉電線)
  • 殊勲賞 森谷一塁手(八幡製鉄)、河内投手(庄内田村駒)