米山寅太郎
漢学者
人物・来歴 編集
長野県出身。東京文理科大学を卒業後、同校助手となる。1949年諸橋轍次編の『大漢和辞典』で、用例を充実する仕事を引き受ける[2]。1960年の完成後、1966年から修訂作業を始め、1986年に完成させた[3]。静嘉堂文庫長、静嘉堂文庫美術館長[4][5]も務めた。
著書 編集
- 『図説中国印刷史』汲古書院<汲古選書>、2005年2月
共編著 編集
- 『新漢和辞典』(諸橋轍次・渡辺末吾・鎌田正と共著)大修館書店、1963年
- 『諸橋轍次著作集』全10巻(鎌田正と編者代表)大修館書店、1975年 - 1977年
- 依田利用『韓非子 校注』全3巻(長沢規矩也と共編)汲古書院、1980年
- 鎌田正との共編著
- 『漢詩名句辞典』大修館書店、1980年6月
- 『漢語林』大修館書店、1987年2月
- 『故事成語名言大辞典』大修館書店、1988年10月
- 『大漢語林』大修館書店、1992年6月
- 『大漢語林語彙総覧』大修館書店、1993年2月
- 『漢文名言辞典』大修館書店、1995年9月
- 『大漢和辞典 補巻』大修館書店、2000年4月
- 『大修館漢語新辞典』大修館書店、2001年4月
- 『新漢語林』大修館書店、2004年12月