綱取ダム
綱取ダム(つなとりダム)は、岩手県盛岡市、一級河川・北上川水系中津川に建設されたダム。高さ59メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・上水道を目的とする、岩手県営の多目的ダムである。
綱取ダム | |
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左岸所在地 | 岩手県盛岡市新庄字貝田 |
位置 | |
河川 | 北上川水系中津川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 59 m |
堤頂長 | 247 m |
堤体積 | 201,000 m3 |
流域面積 | 83 km2 |
湛水面積 | 79 ha |
総貯水容量 | 15,000,000 m3 |
有効貯水容量 | 13,300,000 m3 |
利用目的 | 洪水調節・不特定利水・上水道 |
事業主体 | 岩手県 |
発電所名 (認可出力) | (200kW) |
施工業者 | 間組 |
着手年 / 竣工年 | 1972年 / 1982年 |
出典 | [1] |
沿革
編集1974年(昭和49年)に着工。8年後の1982年(昭和57年)に竣工した。 岩手県内の多目的ダムとしては、滝ダムと同時に最初に完成したダムにあたる[2]
ダムには国産第1号となるクロスフロー水車を搭載した水力発電設備が付設されており、有効落差28.75メートルを得て、最大200キロワットの電力を発生する。ダム管理設備の電源となっており、余剰電力は東北電力に売却されている[3]。