胸上村

日本の岡山県児島郡にあった村

胸上村(むねあげそん[1])は、岡山県児島郡にあった。現在の玉野市の一部にあたる。

むねあげそん
胸上村
廃止日 1954年3月1日
廃止理由 新設合併
胸上村鉾立村東児町
現在の自治体 玉野市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
児島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,429
国勢調査、1950年)
隣接自治体 鉾立村、岡山市、玉野市
胸上村役場
所在地 岡山県児島郡胸上村大字梶岡
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理 編集

児島半島の南東に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、児島郡胸上村、梶岡村、東田井地村、西田井地村が合併して村制施行し、胸上村が発足[1][2]。旧村名を継承した胸上、梶岡、東田井地、西田井地の4大字を編成[2]
  • 1952年(昭和28年)北興化学岡山工場が開設され大字胸上字波張崎で農薬製造開始[2]
  • 1954年(昭和29年)3月1日、児島郡鉾立村と合併して、町制施行し東児町を新設して廃止された[1][2]。合併後、東児町大字胸上・梶岡・東田井地・西田井地となる[2]

地名の由来 編集

神功皇后三韓征伐の帰途、胸上の瑜伽山(現:飯盛山)から瀬戸内海を眺め「この地は晴れやかなところである。胸が晴れた」と言ったことが転訛して胸上となった[2]

産業 編集

  • 漁業、農業、製塩[2]

交通 編集

港湾 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』787頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』1112-1113頁。

参考文献 編集

関連項目 編集