興善寺(こうぜんじ)は、大阪府泉南郡岬町に位置する天台宗寺院である。山号は鳳樹山。本尊は大日如来

興善寺
所在地 大阪府泉南郡岬町多奈川谷川1460
北緯34度18分54秒 東経135度7分8秒 / 北緯34.31500度 東経135.11889度 / 34.31500; 135.11889
山号 鳳樹山
宗派 天台宗
本尊 大日如来
創建年 852年仁寿2年)
開基 円仁
正式名 鳳樹山 興善寺
文化財 胎蔵界大日如来(国指定重要文化財)
薬師如来(国指定重要文化財)
釋迦如来(国指定重要文化財)
法人番号 6120105007170 ウィキデータを編集
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歴史 編集

852年仁寿2年)に文徳天皇の勅題により、円仁が創建した。創建当時は広大な寺領に七堂伽藍を構えていたと伝えられているが、1570年元亀元年)頃の兵火によって焼失、本尊は僧の手によって蓮池に投げ込まれ難を免れた[1]1655年(明暦元年)に専海僧郡が粉河寺より興善寺へ移り、1690年元禄3年)頃に再建[2]

境内には旧国宝の岬大仏、胎蔵界大日如来があり、両脇には薬師如来、釋迦如来が安置されている。この三体は国の重要文化財に指定されている[3]

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 興善寺の歴史”. 鳳樹山興善寺. 2023年7月10日閲覧。
  2. ^ 鳳樹山興善寺”. さくらのレンタルサーバ. 2023年7月10日閲覧。
  3. ^ 興善寺”. じゃらん. 2023年7月10日閲覧。

外部リンク 編集