岬町
大阪府泉南郡の町
岬町(みさきちょう)は、大阪府泉南地域に位置し、泉南郡に属する町である。
みさきちょう 岬町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 大阪府 | ||||
郡 | 泉南郡 | ||||
市町村コード | 27366-0 | ||||
法人番号 | 6000020273660 | ||||
面積 |
49.18km2 | ||||
総人口 |
13,793人 [編集] (推計人口、2024年9月1日) | ||||
人口密度 | 280人/km2 | ||||
隣接自治体 |
阪南市 和歌山県:和歌山市 | ||||
町の木 | マツ | ||||
町の花 | ツツジ | ||||
岬町役場 | |||||
町長 | 田代堯 | ||||
所在地 |
〒599-0392 大阪府泉南郡岬町深日2000番地1 北緯34度19分01秒 東経135度08分32秒 / 北緯34.31694度 東経135.14214度座標: 北緯34度19分01秒 東経135度08分32秒 / 北緯34.31694度 東経135.14214度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理
大阪府の西南端に位置し、背後に和泉山脈を見る。大阪湾に面して対岸に淡路島を望み、古くから紀伊国や淡路国・四国へ渡る南海道の交通の要衝であった。
- 山:和泉山脈
- 河川:番川、大川、東川、西川
- 海:大阪湾(古名を「茅淳(ちぬ)の海」)大阪府内で唯一残る長松自然海浜がある。
隣接している自治体
歴史
- 太閤検地により淡輪・深日・孝子・谷川・東畑・西畑・小島の7ヶ村が成立する。
- 1889年(明治22年)4月1日:町村制施行により、日根郡淡輪村、深日村、孝子村、多奈川村が発足する。なお、淡輪村・深日村・孝子村は町村制以前の枠組みのまま単独で、多奈川村は谷川村・東畑村・西畑村・小島村が合併し成立した。
- 1896年(明治29年)4月1日:泉南郡が成立する。
- 1903年(明治36年)3月21日:南海鉄道が現在の町域に開通(難波 - 和歌山市)し、深日駅が設置される。
- 1943年(昭和18年)2月11日:泉南郡深日村が町制を施行し、泉南郡深日町となる。
- 1943年(昭和18年)3月10日:泉南郡多奈川村が町制を施行し、泉南郡多奈川町となる。
- 1944年(昭和19年)5月31日:南海多奈川線が開通する。深日駅の旅客営業が廃止される(のちに廃駅)。
- 1949年(昭和24年):深日港から淡路島への航路が開設される。
- 1955年(昭和30年)4月1日:泉南郡深日町・多奈川町・淡輪村・孝子村が合併し、泉南郡岬町が誕生する。
- 1999年(平成11年):深日港から淡路島への航路が廃止される。
- 2021年(令和3年)4月1日:大阪府内の町では初、全市町村では千早赤阪村に次いで2番目の過疎地域に指定される。
合併をめぐる議論
平成の大合併をめぐる議論が提起され法定協議会が設置されたが破談となった。
地域
人口
平成27年国勢調査により前回調査からの人口増減をみると、8.97%減の15,938人であり、増減率は府下43市町村中40位、72行政区域中69位[1]。
岬町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 岬町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 岬町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
岬町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
町長
- 町長:田代堯(たしろ たかし) (2009.10.9 - )
町議会
- 定数:12名
- 任期:2027年(令和9年)4月30日まで
- 議長:竹原伸晃(大阪維新の会)
- 副議長:松尾匡(無所属)
会派名(所属) | 議席数 | 議員名 |
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大阪維新の会岬町議会議員団 | 2 | 谷﨑整史、竹原伸晃 |
自民 岬 | 2 | 奥野学、道工晴久 |
公明党 | 1 | 坂原正勝 |
日本共産党 | 1 | 中原晶 |
無会派 | 6 | 大里武智、松尾匡、早川良、谷地泰平、出口実、
瀧見明彦 |
衆議院
議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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伊東信久 | 日本維新の会 | 3 | 選挙区 |
谷川とむ | 自由民主党 | 3 | 比例復活 |
経済
産業
- 漁業
- 農業
- 林業
- 瓦の生産(「谷川瓦」の名で有名となった)
金融・郵便
町内には池田泉州銀行・紀陽銀行・JA大阪泉州の支店がある。
郵便局
岬町内の郵便番号は「599-03xx」(岬郵便局が集配を担当)である。
教育
交通
空港
町内に空港は無い。なお、最寄りの空港は関西国際空港である。
鉄道
路線バス
かつて南海電気鉄道(のちに南海ウイングバス南部)が路線バスを運行していたが不採算路線のため撤退し、2001年4月から町内巡回バス「ミニループバスみさき」を運行している。
道路
- 国道26号(第二阪和国道・淡輪ランプ - 孝子ランプ間)
- 大阪府道752号和歌山阪南線
- 大阪府道65号岬加太港線
道の駅
港湾
- 本四架橋以前は淡路島や四国への航路があったが廃止された。近年では町および兵庫県洲本市などが洲本航路の復活を目指す取り組みを進めており、社会実験航路として高速旅客船「深日洲本ライナー」が期間を定めて運航されている[4]。
- 淡輪漁港
- 深日漁港
- 小島漁港
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 名勝・公園
- 施設
- 府立青少年海洋センター・淡輪ヨットハーバー・せんなん里海公園
- みさき公園 - 遊園地としては2020年3月末をもって閉園。用地の一部を岬町が整備し公園とする予定。
- 船守神社
- 興善寺 - 天台宗の寺院。仁寿2年(852年)、文徳天皇の勅願により創建と伝わる。本尊大日如来坐像は国の重要文化財に指定。
- 旧跡等
出身有名人
関連項目
脚注
外部リンク
- 岬町(公式サイト)
- 関西国際空港二期事土砂採取跡地整備 - 大阪府
- ウィキトラベルには、岬町に関する旅行ガイドがあります。
- 岬町に関連する地理データ - オープンストリートマップ