菊田 守(きくた まもる、1935年7月14日 - 2019年6月3日[1])は、日本の詩人

略歴

編集

東京府東京市中野区鷺宮生まれ[2]明治大学卒。詩誌『花』同人[3]。神楽坂『詩と思想』主宰。1991年現代詩人会理事長、2001年同会長を務めた。詩集『かなかな』で第1回丸山薫賞を受賞。

2019年6月3日、肺炎のため、東京都板橋区の病院で死去[1][4]。83歳没。

著書

編集
  • 『昼の砂 詩集』アポロン社 1960
  • 『凧 菊田守詩集』共栄書房 1963
  • 『カフカの犬 菊田守詩集』木犀書房 1970
  • 村野四郎ノート』七月堂 1975
  • 『亡羊の人 村野四郎ノート』七月堂 1978
  • 『カラス 菊田守詩集』風社 1981
  • 『青春のない時代を背負った戦後前期の詩人たち』宝文館出版 1982
  • 『流れる水は透視する 杉克彦ノート』七月堂 1982
  • 『モズの嘴 菊田守詩集』七月堂 1984
  • 『菊田守詩集』 (昭和詩大系)宝文館出版 1986
  • 『カラスの止まり木 エッセイ集』七月堂 1988
  • 『菊田守詩集』(日本現代詩文庫 伊藤桂一,土橋治重解説 土曜美術社 1990
  • 『蚊の生涯 詩集』あざみ書房 1990
  • 『妙正寺川 菊田守詩集』土曜美術社 1990
  • 『かなかな 詩集』花神社 1993
  • 『小動物詩集』本多企画 1993
  • 『骨骨骨骨 詩集』(緑の笛豆本 緑の笛豆本の会 1995
  • 『一色少ない虹 随筆集』(山脈叢書 山脈文庫 1995
  • 『白鷺 詩集』土曜美術社出版販売 1999
  • 『仰向け 詩集』潮流社 2001
  • 『新編菊田守詩集』(新・日本現代詩文庫 土曜美術社出版販売 2002
  • 『タンポポの思想 菊田守詩集』待望社 2004
  • 『夕焼けと自転車』(「新」詩論・エッセー文庫 8)』土曜美術社出版販売 2006
  • 『一本のつゆくさ 詩集』花神社 2007
  • 『天の虫 詩集』土曜美術社出版販売 2009
  • 『カフカの食事 菊田守詩集』 (現代の詩一〇〇〇行 視点社 2011
  • 『菊田守詩集』現代詩人文庫 砂子屋書房 2013
  • 『こころの杖 一色少ない虹 随筆集』私家版 2014
  • 『雀 菊田守詩集』土曜美術社出版販売 2014
  • 『日本昆虫詩集 蝉・蚊・蜻蛉』土曜美術社出版販売 2015
  • 『日本鳥獣詩集』明眸社 2016
  • 『詩のこころ』明眸社 2017
  • 『蛙 詩集』砂子屋書房 2017
  • 『日本動物詩集』文芸社 2017

共編著

編集

脚注

編集
  1. ^ a b “詩人の菊田守氏死去”. 時事通信社. (2019年6月17日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061700540&g=obt 2019年6月17日閲覧。 [リンク切れ]
  2. ^ 『詩集 一本のつゆくさ』著者紹介
  3. ^ 『文藝年鑑』2016
  4. ^ 菊田守さん死去”. 朝日新聞デジタル (2019年6月18日). 2021年1月24日閲覧。