藤重 貞慶(ふじしげ さだよし、1947年1月1日)は、埼玉県出身の日本実業家である。ライオン相談役。ACジャパン理事長、日本マーケティング協会会長[1]日本卓球協会会長[2]Tリーグ理事。

ふじしげ さだよし
藤重 貞慶
生誕 (1947-01-01) 1947年1月1日(75歳)
埼玉県
国籍日本の旗 日本
職業ライオン相談役
活動期間2016年 -
著名な実績ライオン代表取締役

略歴編集

1947年1月1日埼玉県出身。埼玉県立熊谷高等学校卒。慶應義塾大学商学部卒。1969年3月ライオン油脂株式会社(現ライオン株式会社)入社。営業を皮切りに、マーケティング、商品企画、国際事業などを担当。2004年3月代表取締役社長。創業家以外で初めてライオンの社長に就任。2012年1月代表取締役会長。2016年3月から相談役。

2017年11月、旭日中綬章を受章[3]

2019年5月、日本マーケティング協会会長に就任。

人物編集

趣味編集

趣味は、読書で名言があると必ずメモをしている。会社でスピーチしたものを、私家版の本『繋ぐことば~明日を担うみなさんへ~』として出版している[4]

休日は読書かゴルフをして過ごしている。座右の銘は「行くに径に由らず」。

印象に残っている本~自然との共生について~編集

1960年代には洗剤による河川の発泡問題が起こり、ライオンは分解性の高いLASやAOSという新素材のソフトタイプ商品にいち早く切り替えた。70年代には富栄養化問題があり、これもライオンが日本で初めて無リン化商品を開発した。また72年からは洗剤原料を植物原料化する研究を始めるなど、非常に問題意識が高かった。

どうすれば植物原料の割合を高められるのか、再生紙をどのように活用すべきかなど、大きな関心をもっていた折、たまたま書店で富山和子著作『川は生きている』『道は生きている』『森は生きている』のシリーズ3部作を見かけた。 水と緑と土は一体であり、日本人は気の遠くなるような長い年月をかけてそれらを育み、それが日本の豊かな国づくりの大もとになってきた。シリーズ3部作を読んだところ、こうした人間と自然のかかわりを理解したうえで、自然とどのように付き合っていけばいいのかがすっと腑に落ちたという。[5]

ゼロサム社会からプラスサム社会へ編集

2013年1月、財界さっぽろのインタビューに対し、次のように答えている。

「自分だけいいのではなく取引先もいいし、社会もいいという考え方です。限られたパイを奪い合い、自分だけ勝てばいいというような〝ゼロサムの競争型社会〟から、全体価値の創出・拡大を志向する〝プラスサムの協創型社会〟へと転じていく。いまのアメリカは、ほんの一握りの層が、富の9割を占めているという社会です。日本もだんだんそうなってきている。大きな格差のある社会はもたないと思います。」[6]

脚注編集

[脚注の使い方]

外部リンク編集

ライオン株式会社