虚空 (尺八)

日本の普化宗で伝えられた尺八の曲(本曲)

虚空(こくう)は、尺八のための日本仏教起源のソロのオリジナル曲である本曲である。

概要 編集

向二、響霊とともに尺八の三大原曲の一つである[1]13世紀に日本の京都に明暗寺を開いた禅僧・虚竹によって作曲された。虚竹は三重・伊勢の寺の中で尺八の稽古をしているうちに眠ってしまい、目が覚めると夢の中の音を虚空、教令、向二の3曲に書き写した。

虚空は主に海童道祖横山勝也西村虚空ロニーニョゲツ・セルディン奥田敦也フィル・ニョーカイ・ジェームスアルクヴィン・タケガワ・ラモスなど多くの尺八アーティストによって録音されている。

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 虚空 -楽曲解説-”. 尺八修理・販売 尺八修理工房幻海. 2022年12月24日閲覧。