蛍光色素とは蛍光を発光する色素

概要 編集

蛍光色素が光を吸収すると、色素中の電子が励起され、それが基底状態に戻る際に余分なエネルギーを電磁波として放出する。この電磁波が蛍光である。蛍光の波長は吸収した光(励起光)の波長よりも常に長い。励起光の波長と蛍光の波長との差はストークスシフトと呼ばれ、これが大きいほど蛍光は励起光と識別しやすく、検出が容易な色素となる。

主な蛍光色素 編集

用途 編集

X線写真蛍光顕微鏡分光蛍光光度計放射線を検出するシンチレータに使用したり、A重油灯油に混ぜて不正軽油の検出や洗剤等で使用される。

関連項目 編集