裏町の怪老窟

1924年公開のドイツ映画

裏町の怪老窟』(うらまちのかいろうくつ、: Das Wachsfigurenkabinett)とは、1924年に公開されたドイツファンタジーホラー映画白黒サイレント。監督はパウル・レニ。蝋人形館テーマの第1号ともいわれる[5]

裏町の怪老窟
Das Wachsfigurenkabinett
監督 パウル・レニ
レオ・ビリンスキ[1]
脚本 ヘンリック・ガレーン
製作 Alexander Kwartiroff
レオ・ビリンスキ[2]
出演者 エミール・ヤニングス
コンラート・ファイト
ヴェルナー・クラウス
ウィリアム・ディターレ
撮影 ヘルマー・レルスキ英語版
編集 レオ・ビリンスキ[1]
製作会社 ドイツ国の旗 ネプチューン
配給 ドイツ国の旗 ウーファ
日本の旗 松竹[3]
公開 ドイツ国の旗 1924年
日本の旗 1925年9月25日[4]
上映時間 63分
84分(リストア版)
製作国 ドイツの旗 ドイツ国
言語 サイレントドイツ語インタータイトル
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左から、ウィリアム・ディターレ、1人おいて、E・A・デュポン(帽子で横向き)、パウル・レニ、右端がレオ・ビリンスキ

蝋人形館の宣伝のために雇われた若き詩人が紡ぐ3つの奇怪な物語 - ハールーン・アッ=ラシードイワン雷帝切り裂きジャック - をオムニバス形式で描く。

ホラー映画にカテゴライズされることが多いが、ファンタジー冒険映画歴史映画など複数のジャンルのエピソードから成るアンソロジー映画である。

いくつかの文献は、ドイツの脚本家・プロデューサーのレオ・ビリンスキをこの映画の共同監督、共同プロデューサー、編集者としている[6][7][8]

キャスト編集

制作編集

ヘンリック・ガレーンの脚本には4つめのエピソードもあったが、レニはそれを割愛した。それはクリスティアン・ アウグスト・ヴルピウス英語版の1878年の盗賊小説『リナルド・リナルディーニ』に基づくもので、ウィリアム・ディターレがリナルド・リナルディーニを演じていた。レニは代わりに『バネ足ジャック』の短い話をやることにした。しかし、リナルド・リナルディーニの蝋人形は映画の中に残っている。冒頭、4体並んだ蝋人形の左から3番目のつば広の帽子をかぶったものである。

リストア版編集

2002年、キノ・インターナショナルが『裏町の怪老窟』のDVDをリリースした。これはCineteca del Comune di Bologna(CCB)によって復元されたプリントと、L'Immagine Ritrovataの復元版をマスターとしている。それに1924年の英語版にあった英語のインタータイトルを挿入している。作曲およびピアノ演奏はジョン・ミルサリス。83分[9]

出典編集

  1. ^ a b Das Wachsfigurenkabinett”. silentera.com. 2020年2月23日閲覧。
  2. ^ Workman, Christopher; Howarth, Troy (2016). "Tome of Terror: Horror Films of the Silent Era". Midnight Marquee Press. p. 281. ISBN 978-1936168-68-2.
  3. ^ 裏町の怪老窟 - KINENOTE
  4. ^ 東京朝日新聞 大正14年(1925年)9月24日夕刊の広告(浅草帝国館
  5. ^ 『ホラー・ムービー史―恐怖・怪奇・幻想の全映画』芳賀書店、1986年、24頁。ISBN 978-4826101196 
  6. ^ http://www.silentera.com/PSFL/data/W/Wachsfigurenkabinett1924.html
  7. ^ https://worldcat.org/identities/lccn-no93-17603/
  8. ^ Workman, Christopher; Howarth, Troy (2016). "Tome of Terror: Horror Films of the Silent Era". Midnight Marquee Press. p. 281. ISBN 978-1936168-68-2.
  9. ^ Kino on Video 2002 DVD edition”. silentera.com. 2020年2月23日閲覧。

外部リンク編集