西尾 康之 (にしお やすゆき、1967年 - ) は、日本彫刻家現代美術家[1][2][3]

人物 編集

東京都江戸川区出身[1]武蔵野美術大学彫刻学科卒業[2]東京藝術大学彫刻科准教授[1]。主な作品は「ミンスク」(2004) や「Crash セイラ・マス」(2005) など[4]。2016年に山本現代で開催された個展「REM (Rapid Eye Movement)」では、3DCGの技術を用いた彫刻を発表した[1][2][3]

陰刻鋳造 編集

西尾は「陰刻鋳造」という独自の手法で大型の立体彫刻を手がけていることで知られる[5]美術手帖によると「陰刻鋳造」とは、粘土を押して雌型をつくり[2]、それをもとに作品を制作する手法のことであるという[4]

受賞 編集

美術展 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d 西尾康之 Reborn-Art Festival 2021-22”. 2021.reborn-art-fes.jp. 2023年6月23日閲覧。
  2. ^ a b c d 西尾康之 - 美術手帖
  3. ^ a b CGの「彫刻」をヘッドマウントディスプレイで鑑賞、西尾康之の新作個展”. www.cinra.net. 2023年6月23日閲覧。
  4. ^ a b 西尾康之”. ANOMALY. 2023年6月23日閲覧。
  5. ^ 山下・高岸 2014, p. 322.
  6. ^ 西尾康之 (PDF)
  7. ^ ドラえもんが現代アートに!?見どころ満載の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」『小学館 DIME』2017年11月8日(2023年7月6日閲覧)

参考文献 編集

  • 山下裕二、高岸輝 (監修)『日本美術史 JAPANESE ART HISTORY』美術出版社、2014年。ISBN 978-4-56-838907-4