見つめあう恋
「見つめあう恋」(みつめあうこい、原題:There's a Kind of Hush (All Over the World))は、ニュー・ヴォードヴィル・バンドが1966年にアルバムのうちの一曲として発表した楽曲。ハーマンズ・ハーミッツによる1967年のシングルカヴァーやカーペンターズによるカヴァーでも知られる。
「見つめあう恋」 | ||||||||||
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ハーマンズ・ハーミッツ の シングル | ||||||||||
初出アルバム『ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ』 | ||||||||||
B面 |
ガスライト・ストリート ノー・ミルク・トゥデイ | |||||||||
リリース | ||||||||||
ジャンル | ポップス | |||||||||
レーベル |
EMI(現:ワーナー・ミュージック・グループ) MGMレコード | |||||||||
作詞・作曲 | ジェフ・スティーヴンス、レス・リード | |||||||||
プロデュース | ミッキー・モスト | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
ハーマンズ・ハーミッツ シングル 年表 | ||||||||||
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「見つめあう恋」 | ||||
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カーペンターズ の シングル | ||||
初出アルバム『見つめあう恋』 | ||||
B面 | グッバイ・アンド・アイ・ラヴ・ユー | |||
リリース | ||||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | A&Mレコード | |||
プロデュース | リチャード・カーペンター | |||
チャート最高順位 | ||||
カーペンターズ シングル 年表 | ||||
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ハーマンズ・ハーミッツ・ヴァージョン
編集サード・アルバム『ゼアズ・ア・カインド・オブ・ハッシュ』(1967年)の先行シングルとしてリリースされた。ジョン・ポール・ジョーンズが編曲で参加している[6]。本国イギリスでは7位に達し、ハーマンズ・ハーミッツにとって6作目の全英トップ10入りを果たしたシングルとなった[2]。アメリカではカップリング曲を変更してリリースされ、最高4位を記録。バンドにとって11作目にして最後の全米トップ10シングルとなった[1]。
カーペンターズ・ヴァージョン
編集アルバム『見つめあう恋』(原題:A Kind of Hush)からの第1弾シングルとしてリリースされた。Billboard Hot 100では12位止まりだったが、イージー・リスニング・チャート(後のアダルト・コンテンポラリー・チャート)では1位を獲得した[3]。1976年のヨーロッパ・ツアーでも演奏され、ロンドン公演での音源がライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ロンドン』に収録された。
リチャード・カーペンターとカレン・カーペンターがかねてより好んでいた曲だが、リチャードは後年、「オリジナルが素晴らしすぎる」「オールディーズを取り上げるのは『ナウ・アンド・ゼン』のB面で終わりにしておけば良かった」「この曲に限らず、シンセサイザーを使うべきでなかった」という理由から、この曲のカヴァーを録音すべきでなかったというコメントをしている[7]。
2009年、ファミリーマートのCM「お帰りなさい(こども篇)」でカーペンターズのヴァージョンが使用された。
その他のカヴァー
編集- エンゲルベルト・フンパーディンク - 『Release Me』(1967年)[8]
- 桜田淳子 - ライヴ・アルバム『青春賛歌/桜田淳子リサイタル3』(1976年)収録。
- 原めぐみ - 1981年に日本語詞のヴァージョンをシングルとしてリリース。オムニバスCD『ミート・ザ・ブリティッシュ・ビーツ!』(2004年)収録、ミニアルバム『EVERLASTING LOVE』(2009年)収録、オールタイムベスト『見つめあう恋 コンプリートシングルズ1980〜1991』(2015年)収録。
- b-flower - 『Paint My Soul』(英語の原詞のまま)(1999年)
- ジョニー・マティス - 『Isn't It Romantic: The Standard Album』(2005年)
- バリー・マニロウ - 『ザ・グレイテスト・ソングス・オブ・ザ・シックスティーズ』(2006年)
脚注
編集- ^ a b Herman's Hermits - Awards : AllMusic
- ^ a b ChartArchive - Herman's Hermits
- ^ a b A Kind of Hush - Carpenters : Awards
- ^ ChartArchive - The Carpenters - There's A Kind Of Hush
- ^ 『文藝別冊[総特集]カーペンターズ』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97652-2)p.111
- ^ johnpauljones.com bio
- ^ Carpenters ●● There's A Kind Of Hush (All Over The World) カーペンターズ公式サイト(2009年9月20日閲覧)
- ^ Engelbert Humperdinck - Release Me (Vinyl, UK, 1967) | Discogs
先代 キャロル・キング 「オンリー・ラヴ・イズ・リアル」 |
Easy Listening ナンバーワンシングル (カーペンターズ・バージョン) 1976年4月3日 - 4月10日(2週) |
次代 ジョン・デンバー 「ルッキング・フォー・スペース」 |