谷内 満(たにうち みつる、1949年 - )は、日本内閣府官僚内閣府大臣官房審議官を経て、内閣府政策統括官を最後に退官し、早稲田大学商学学術院教授。

略歴

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東京大学法学部卒業後、経済企画庁に入庁し、ブラウン大学経済学博士号を取得。ペンシルベニア大学経営大学院ウォートン・スクール上級経営管理プログラム修了。世界銀行エコノミスト、経済企画庁調整局審議官などを経て、1999年にはアジア太平洋経済協力(APEC)経済委員会の議長を日本人として初めて務める(01年まで)。その後内閣府大臣官房審議官(経済財政)、内閣府政策統括官を歴任し、2004年から現職。ちなみに、2001年度の経済財政白書(年次経済財政報告)の執筆責任者である。専門は国際金融マクロ経済学経済政策。2019年、瑞宝中綬章受章[1]

著書

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単著

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  • 『新しいマネタリズムの経済学――マクロ均衡アプローチと金融政策』(東洋経済新報社, 1982年)
  • 『アジアの成長と金融』(東洋経済新報社, 1997年)

共編著

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  • (日本経済研究センター)『日本経済長期好況の到来――規制緩和が高める成長力』(日本経済新聞社, 1993年)

訳書

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  • R・J・バロー『マクロ経済学』(多賀出版, 1987年)

脚注

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  1. ^ 『官報』号外第151号、令和元年11月5日
先代
岩田一政
内閣府政策統括官(経済財政-景気判断・政策分析担当)
2003年 - 2004年
次代
大田弘子