遠藤 一馬(えんどう かずま、1972年2月26日 - )は、日本のミュージシャンSIAM SHADEギタリストボーカリスト東京都北区王子生まれ。静岡県賀茂郡西伊豆町育ち。血液型はB型。元アミューズ所属[1]

遠藤 一馬
出生名 遠藤 一馬
別名 KAZUMA
生誕 (1972-02-26) 1972年2月26日(52歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 静岡県立松崎高等学校
ジャンル ロック
J-POP
職業 ボーカリストギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1988年 - 1990年
(LOVE JETS)
1991年 - 1993年
(atae:ru)
1993年 - 2002年
(SIAM SHADE)
2002年 -
(ソロ活動)
2017年 -
(戦国時代-The age of civil wars-)

経歴 編集

人物 編集

  • ロックバンドSIAM SHADEボーカリストギタリストとして知られる。当時は「KAZUMA」名義で活動。
  • SIAM SHADEに加入する際は、ボーカル担当の栄喜がバンドを抜けると言うので代わりのボーカリストとして加入したものの、何故か栄喜は脱退しなかったため、そのままツインボーカルとなる。
  • 本職はボーカルだが、バンド内ではリードギタリストであるDAITAのサポートギターを務める割合が多かった。バンド後期には彼がメインボーカルを務める楽曲(オリジナルアルバム「SIAM SHADE VI」収録曲「I am I」「LOVE IS POWER」、16thシングル「LOVE」のカップリング曲「Over the rainbow」)も存在する。
  • 年少の頃より主にポップスロックの影響を受ける。
  • 父は日劇ダンシングチームの12期生、母と姉はSKD出身の芸能一家であり、実家は現在も伊豆でダンス教室を開設している。
  • 姉が近藤真彦のファンであったことをきっかけに、『嵐を呼ぶ男』を見てドラムに目覚め、親戚に代々伝わるドラムを譲り受けて音楽を始める。小学校5年生の時に初めて作った曲は『星空の下で』であった。
  • 中学生の頃、友人と、初のバンド「ストライプ」を結成。その後「ハリケーン」、「Fifty50/50Fifty」と名を改める。Fifty50/50Fiftyは静岡県代表としてHOT WAVEに出場し、この予選会で栄喜NATINに出会う。
  • 趣味の一つとしてレーシングカートを挙げており、カートを私有している。2000年にSIAM SHADEの「せつなさよりも遠くへ」がフォーミュラ・ニッポンのテーマソングになったことに伴い、同番組に解説者としてゲスト出演した。また、自身の愛車を「彼女」と称するほどの車好きであり、自身のブログでも度々紹介されている。所有車の遍歴は、ボルボ・V70アルファロメオ・156アルファロメオ・GTVマセラティ。そのほか、ホンダ・ズーマーを所有していた。
  • 2002年よりソロミュージシャン「KAZUMA」として活動。2ndアルバム『ゴージャス』より、名義を本名である「遠藤一馬」に改名。
  • 2003年ビビアン・スーVivian or Kazumaを結成し、シングル「moment」をリリース。アニメ『機動戦士ガンダムSEED』のオープニングテーマに起用され、ヒットを記録した。

ディスコグラフィー 編集

アルバム 編集

  • Don't you love me?(2003.04.25)
  • ゴージャス(2003.11.27)
  • あの神父の前で(2004.08.18)
  • Kiss(2005.01.26)
  • Adulty(2006.09.27)
  • 愛しちょる♥(2009.04.22)
  • GOLDEN RABBIT(2012.07.13)
  • Kazuma Endo 20th Anniversary Best+5(2022.10.25)※オフィシャルストア限定販売

シングル 編集

  • Butterfly(2007.11.16)
  • nicedayのススメ(2008.6.25)
  • Merry-go-round / 忘られぬ日々(2014.07.05)※ライブ会場限定販売
  • Home(遠藤一馬 feat.谷本貴義 名義)(2022年12月7日に静岡県西伊豆町のふるさと納税返礼品として先行リリース[3]

ユニット活動 編集

Vivian or Kazuma 編集

ビビアン・スーとのユニット。2002年10月15日に行われたファーストライブにて結成を発表、ビビアンがゲストとして登場し、「Darling Honey」、「星に願いを」 が披露された。 2003年1月29日にシングル「moment」をリリース。同曲は『機動戦士ガンダムSEED』の第二期オープニングテーマ。ビビアンとともに同番組のCMにも出演した。

  • moment(2003.01.29)
  • moment remixes(2003.04.23)

上記2作品共にレーベルゲートCDでリリースされたが、「moment」が収録されているコンピレーションアルバム『「機動戦士ガンダムSEED」COMPLETE BEST』はCD-DAでリリースされ(発売当時アルバムに関してはCCCDの対象外となっていた)、シングルCDと同じミックスで収録されたため、当時としてはCD-DAとCCCDとの違いを聴き比べられる貴重な材料となった。レーベルゲートCD(レーベルゲートCD2も含む)でリリースされた作品についてはすべて廃盤となり、CD-DAで再発された。

遠藤一馬&あさき 編集

ゲームミュージックの作曲家あさきと組み、コナミデジタルエンタテインメント音楽ゲームGuitarFreaksV』、『DrumManiaV』(共に2005年2月稼動開始)に楽曲「You can't do it if you try」を提供。また、このゲームのサウンドトラックCD『GuitarFreaksV & DrumManiaV』(2005.07.06)にも収録されている。

あさきにとって彼は「尊敬してやまない方」で、「成仏しかけた」とも発言している。

Fifty50/50Fifty 編集

「ソロとは違ったアプローチ」のバンドとして、2007年5月6日の六本木morphで行われたライブより活動開始。同日、限定50枚のデモCDを販売した。

なお、Fifty50/50Fiftyとは、高校時代に組んでいたバンドと同名であるが、彼以外のメンバーは別人である。

  • DEMO(2007.05.06)
  1. Don't wory
  2. Hard rain
  3. Youthful days

ROYAL FORCE 編集

JURASSICのYU+KIと結成した2人組ボーカルユニット。元々はライブ内の企画ユニット『King & Prince & Horse』として結成されたものだが、本格的に活動を開始するにあたり、そのままでは色々と問題があるとの判断から、NATCHINが命名した『ROYAL FORCE』へ変更された[4][2]

楽曲提供・演奏参加 編集

meath 編集

福岡おもちゃフェスタ2004イメージガール、meathに楽曲提供している。

  • Childhood(2003.03.27)
  1. Childhood  作詞:岩本有紀/作曲:KAZUMA
  2. 雨に打たれ唄いましょう  作詞・作曲:KAZUMA
  3. Go for it  作詞:meath・岩本有紀/作曲:KAZUMA
※「Childhood」は、福岡おもちゃフェスタ2004イメージソング。
※「雨に打たれ唄いましょう」は自身のライブでも披露されていた。
※「Go for it」はSIAM SHADE時代のツアー「スーパーKAZUMA ウルトラ博士の大冒険」で披露された「KAZUMA新曲」が原曲。

土屋アンナ 編集

  • NUDY SHOW(2008.10.29)
016.BLOOD ON BLOOD
※Music and Arrangement:Ju-ken,Masahiro Muta,Kazuma Endo,Masanori Mineとして参加。同曲にてギターも弾いている。

土橋安騎夫 編集

DAMIJAW 編集

Janne Da ArcのベーシストKa-yuのソロプロジェクト。表題曲のプロモーションビデオにギターで参加している。

関連項目 編集

外部リンク 編集

  1. ^ AMUSE”. web.archive.org (2004年6月6日). 2021年5月29日閲覧。
  2. ^ a b 元SIAM SHADEのKAZUMAと元JURASSICのYU+KI、新ユニットROYAL FORCEを本格始動”. BARKS. 2023年5月26日閲覧。
  3. ^ 元SIAM SHADE遠藤一馬プロデュースによる西伊豆応援ソング「Home」がふるさと納税の返礼品に、ボーカルは谷本貴義、ベースはNATCHINが参加”. SPICE(株式会社イープラス). 2023年5月26日閲覧。
  4. ^ YU+KI &KAZUMAで新ユニット結成してみた。”. YouTube. 2023年5月26日閲覧。